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オッパと仲直りをし、いつも通りの毎日を過ごしていた。
それは、ジミンが取引先に行っていて、ホソク先輩は出張に行っており、そういう時に限って寝坊をして自分の弁当を作り損ねてしまい、一人で食堂で昼ごはんを食べている時に起こった。
たまに食べる食堂のご飯も美味しいなぁ。
名前は忘れたけど、なんちゃら定食は私の好みの味付けで美味しい。
今度、ジミンにも教えてあげよう。
そう思いながら黙々と食べていると、私の左右と目の前に、3人の女性社員が座る。
女性社員は元々少ないので、一応全員は把握している。
女性社員の中でも派手系のグループの彼女たち。
ジミンのファンだということを聞いたことがある。
あー・・・・・・なんか、面倒くさいことになりそう。
この感じ、小学生の時に散々経験したから分かっている。
「ねぇ、キムさんって、結婚してるのよね？」
『そうですけど。』
「凄いかっこいいご主人よねー。羨ましい。
私たちよりも後に入社してきて、結婚もしていて。
普通、先輩より先に結婚する？」
いや、何ですか、その普通って。
結婚って、その人の人生の中のタイミングであって、先輩より先に結婚してはダメだなんて、私は聞いたことが無い。
丁度、ご飯を食べ終えたし、さっさと戻ろう。
『先輩、私は先に仕事に戻りますね。』
「何言ってるの。まだ話は終わってないわ。」
そう言って、机の上に置いていたスマホを取られる。
人質か。
「で、結婚しているくせに、ジミンくんにまで色目使って。
ずっと一緒にいて。ありえないわよね？」
『色目なんて使っていません。
私にとってジミンは幼馴染で仲の良い親友です。』
「男女の友情なんてあるわけないじゃない。」
他の人には理解してもらえないだろう。
もう、理解してもらえなくて良い。
私とジミンの関係は、こんな性格のひねくれた人たちに分かってもらおうなんて思わない。
理解してもらえないことは、小学生の時に学んだ。
「あなたのご主人も可哀そうよね。
こんな堂々と浮気されて。」
『浮気なんてしていません。
それに、私の主人は、私とジミンのことを理解してくれています。』
「やだ、主人だなんて言い方。結婚してることを自慢しているの？」
くっそう。
なら他に何て言えば良いんだよ。
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emi(プロフ) - 初めまして。凄く胸が苦しくなりキュンとするお話で、沢山泣きました。分かってもらうにはちゃんと言葉にしないといけないなと、改めて実感しました。まゆうさんの小説はどれもステキです！これからも応援しております。 (2020年6月24日 20時) (
レス) id: dc90ae3a11 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - 豆粒さん» 初めましてのコメントありがとうございます！！とても嬉しいです！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - むつみさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - パンダパンダさん» コメントありがとうございます！今回の作品はいろんな人と喧嘩をしちゃうので・・・仲直りできますように。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - のぞみさん» のぞみ様！！！！嬉しいお言葉をありがとうございます！！ストーカー嬉しいです(あら？)これからもよろしくお願いします！ (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年3月15日 18時
