ジョングク先生、大好きです。続【JK】

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明日には、もっと仲直りが難しくなっているのかな。


一生仲直りできないのかな。


私たちは普通に戻れなくなるのかな。





ジミンの言っていた、喧嘩を次の日に持ち越してはいけない理由がなんとなく分かる。


日にちが経てば経つほど、仲直りが難しくなる。


そのことを、私は思い知った。









ベランダの方から物音がして、ビクッと肩が震える。


カーテンが閉まっているけれど、何か音がする。





え、泥棒・・・？



恐る恐る窓際に近づき、震える手を伸ばしてカーテンをめくる。






『っ・・・オッパ？』





窓越しに、涙目で私を見つめるオッパ。



慌てて鍵を開ける。




すると、オッパに勢いよく抱きつかれる。







反動で後ろに倒れそうになったけれど、オッパにしっかりと抱えられているので、倒れることはなかった。




寝室とリビングはベランダで繋がっている。


オッパはベランダからこの部屋に回ってきたらしい。





『オッパ？』




JK「顔見たくないなんて、言わないで。
僕のことを嫌いにならないで。
僕はまだまだ子どもだった。
ヤキモチを妬いて、冷たくしてしまった。
本当にごめん。」




震える弱々しい声で、そう言う。




JK「素直にすぐに謝れなくてごめん。
話聞けなくてごめん。」




『私こそ、ごめんなさい。
夫婦だからこそ、ちゃんと言わないといけないのに、言わなくてごめんなさい。』




オッパの体に手を回す。


とても久しぶりに感じてしまうオッパのぬくもり。


1日たりとも、オッパから離れられないようになってしまったらしい。






JK「本当に・・・傷つけてごめん。」


『私こそ。傷つけました。ごめんなさい。』



JK「お詫びに、Aの好きなものたくさん作ったんだ。
ケーキも買ってきたし、お花も買ってきたし、Aの好きなジュースだって買ってきた。
Aが見たいって言っていた映画だって借りてきたよ。」



『凄い甘やかされようですね、私。』


JK「結婚して、Aとこんな喧嘩したことなかったから・・・・仲直りの方法が分からなかったよ。」






『それは、私も同じです。
でも、オッパ。
とりあえず、仲直りのキスなんてどうですか？』




勇気を出してそう言えば、オッパは目を丸くして私を見るものだから、自分の言ったことがかなり恥ずかしくなってきた。





『いや、今のは忘れてください。
お腹空きました！！早くオッパの手料理食べたいです。』

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