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オッパの、“ごめん”という言葉があやふやな意識の中で聞こえたような気がするけれど、っそれは夢か、自分の都合の良い妄想だったのかもしれない。
スマホのアラームが鳴って、目が覚めると、そこはベッドの上。
スーツだったはずの私はパジャマに着替えて、化粧も落とされている。
生憎、ベッドに移動した記憶も、着替えた記憶もない。
・・・・となれば。
誰もいない隣を見る。
そしてリビングに行けば、オッパはもういなかった。
机の上を見れば、私の弁当と、先に仕事に行きますというオッパの文字。
時計を見れば、私がお風呂に入って身支度をして仕事に行くには十分な時間。
オッパがアラームのセットもしてくれたのだろう。
いつもよりだいぶ早い、オッパの家を出る時間。
私と顔を合わせたくなかったのかな。
その事実に涙が出そうになるが、怒っているのに、この部屋で泣き疲れて寝た私を着替えさせ、化粧も落とし、ベッドに運んでくれたオッパの優しさに、涙は溢れる。
やばい。
早くお風呂入らなくちゃ。
お風呂に入って驚く。
瞼がパンパンなんですけど！！！！！！
オッパ。
できれば、瞼を冷やす時間も追加して欲しかったです。
家を出るギリギリまで瞼を冷やし、そして化粧でごまかして家を出る。
JM「・・・・・・・何それ。」
いや、ごまかせてなかった。
JM「高校生の時と変わらないね。」
『私もそう思う。』
JM「・・・・・・昨日大丈夫だった？」
ジミンが優しい声で心配そうに聞いてくるものだから、涙はまた簡単に出ようとする。
やめろ、安易に出てくるな。
JM「まぁ、僕もその出張のこと聞かされてないし。
変わったことがあれば連絡するように言ったし、２人きりにもなるなって言ったのに。
でもまぁ、どうせAのことだから、そんなに重く考えてなかったんでしょ。
いつも昼ごはんを一緒に食べてるやつの延長線くらいに思ってたんでしょ。
でも、夫婦間になれば、それは隠していたの？ってなるよね。
冷静に考えれば、Aがそんなことするはずないのは分かっていても、そこに嫉妬が加われば、裏切られたように感じちゃうよね。」
『ジミン・・・どうしたの。結婚でもした？』
JM「何でそうなるの。」
『なんで、そんなに分かるの。』
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emi(プロフ) - 初めまして。凄く胸が苦しくなりキュンとするお話で、沢山泣きました。分かってもらうにはちゃんと言葉にしないといけないなと、改めて実感しました。まゆうさんの小説はどれもステキです！これからも応援しております。 (2020年6月24日 20時) (
レス) id: dc90ae3a11 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - 豆粒さん» 初めましてのコメントありがとうございます！！とても嬉しいです！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - むつみさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - パンダパンダさん» コメントありがとうございます！今回の作品はいろんな人と喧嘩をしちゃうので・・・仲直りできますように。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - のぞみさん» のぞみ様！！！！嬉しいお言葉をありがとうございます！！ストーカー嬉しいです(あら？)これからもよろしくお願いします！ (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年3月15日 18時
