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オッパにメッセージを打てば、すぐに返信が来る。
“ジミンと飲み?あまり飲みすぎないでね。”
あれ。オッパ、私とジミンの2人だと勘違いしている。
ホソク先輩もいることを伝えれば、また返信はすぐに帰ってくる。
“迎えに行く。終わったら教えて。”
ジミンとご飯を食べる時は、いつもジミンが送ってくれるから、迎えに来てくれることはないけれど、他の男の人がいると、心配になるらしい。
別に、ジミンがいるし、相手はホソク先輩だから大丈夫なのに。
JM「なんて?」
『許可はおりたよ。
しかも、迎えに来てくれるらしい。』
HS「へぇ。ご主人は、心配性なんだね。
僕、牽制されてるのかな。」
ヘラヘラと笑いながらそう言うホソク先輩。
牽制なのかな?
HS「まぁでも、久しぶりにAさんのご主人に会えるのも楽しみだ。」
そう言って笑うホソク先輩の笑顔は違和感を感じた。
何がっていうのは良く分からないけれど・・・。
仕事終わりのご飯会を楽しみに仕事をしていると、あっと言う間に終業時間はやってきた。
しかも、定時に上がれたのだから、ラッキーだ。
HS「おつかれさまぁ!!」
ホソク先輩の掛け声で、グラスを鳴らす。
ジミンはビールだけど、私はオレンジジュース。
私もお酒を・・・と思っていたけれど、ジミンに先に頼まれてしまった。
どうやら、私は本日、ジミンにお酒を飲ましてもらえないらしい。
HS「Aさん、なんでジュースなの?」
JM「Aは、体調が優れないみたいなので。」
にっこり微笑むジミンだが、私のどこが体調が優れないのだ?
絶好調よ。
ホソク先輩がお手洗いに行っている間に、ジミンをどつく。
『なんで、ジュースなの。
ここは、付き合いということで、お酒を飲むべきだよね。』
JM「いや、念のため。
変な隙を見せたくはないからね。」
『変な隙・・・?誰に?』
JM「・・・・・・これだから、隙だらけ鈍感女は。」
『まって。なんか、凄い悪口言われてる。』
JM「とにかく。Aは今日はアルコール禁止!!!!
どうせ、お酒が好きなわけでもないんだから、いいでしょ。」
『まぁ、そうですけど。』
話していると、ホソク先輩が帰って来る。
HS「きみら、本当に仲が良いね。」
JM「まぁ、生まれた時からずっと一緒にいますからね。
普通の幼馴染みより仲は良いし、家族みたいなものです。」
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emi(プロフ) - 初めまして。凄く胸が苦しくなりキュンとするお話で、沢山泣きました。分かってもらうにはちゃんと言葉にしないといけないなと、改めて実感しました。まゆうさんの小説はどれもステキです!これからも応援しております。 (2020年6月24日 20時) (レス) id: dc90ae3a11 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - 豆粒さん» 初めましてのコメントありがとうございます!!とても嬉しいです!更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - むつみさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - パンダパンダさん» コメントありがとうございます!今回の作品はいろんな人と喧嘩をしちゃうので・・・仲直りできますように。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - のぞみさん» のぞみ様!!!!嬉しいお言葉をありがとうございます!!ストーカー嬉しいです(あら?)これからもよろしくお願いします! (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆう | 作成日時:2020年3月15日 18時