検索窓
今日:24 hit、昨日:39 hit、合計:697,411 hit

14 ページ14

HS「ジミン。謝らないといけないことがある。」



いつものように、お昼ご飯を3人で食べていると、急にホソク先輩が頭を下げる。



その突拍子もない行動に、私もジミンも顔を見合わせる。






JM「えっと。何ですか?」



ホソク先輩の泣きそうな表情に、ジミンも不安そうな表情を浮かべる。







HS「・・・ジミン。
2週間、出張に行ってもらうことになった。」







JM「・・・え、そんなことですか。」



HS「僕のチームから1人ってなって。
ジミンは覚えも早いし、社交的だし、何よりすごく勉強になると思う。
相談もせずに、決めてごめん。」




私もジミンも、どんな大変なことかと思っていたから、その程度のことかと、安心する。



ホソク先輩は、いちいちオーバーだ。






JM「顔を上げてください。
むしろ、僕を選んでくださってありがとうございます。
しっかり勉強してきます。」


HS「ありがとう。」







というわけで、ジミンは2週間、出張に行くことになった。


いつも一緒にいたので、2週間と長い期間離れるのは久しぶりで、少しだけ寂しい。




けれど、ジミンの為になる出張だ。


ここは、幼馴染みとして応援しよう。




ジミンが出張に行く前日。


一緒に家の方まで並んで歩く。


いつも家まで送ってくれるジミン。



私とオッパの家は、私の実家の近く。






つまり、ジミンの家の近くでもある。









私とオッパの住むアパートにつく。






『ジミン。気をつけて行ってきてね。』


JM「うん。
A。気をつけてね?」



『・・・はい?』








真剣な顔して、そんなこと言うもんだから、つい間抜けな顔でジミンを見つめる。




そんな私を見て、大きな溜息をつく。





JM「本当に大丈夫かな。」


『うーん。何を心配されているのかわからない。』



JM「A。
ホソク先輩には気をつけてね。」





『・・・・はははっ、何を言うのかと思えば。
ホソク先輩?なんで?』








変なことを真剣な顔して言うもんだから笑ってしまうが、それでもジミンは表情を変えない。




JM「いつもは僕がいるけど・・・2週間も、Aは1人だ。
ホソク先輩、すごくいい先輩だし、仕事もできる。
だけど、何考えているか分かんない時がある。
少しでも変わったことあったら、僕に連絡して?
それか、ジョングク先生にすぐに相談するんだよ?」

15→←13



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (556 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1961人がお気に入り
設定タグ:ジョングク , 防弾少年団 , BTS   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

emi(プロフ) - 初めまして。凄く胸が苦しくなりキュンとするお話で、沢山泣きました。分かってもらうにはちゃんと言葉にしないといけないなと、改めて実感しました。まゆうさんの小説はどれもステキです!これからも応援しております。 (2020年6月24日 20時) (レス) id: dc90ae3a11 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - 豆粒さん» 初めましてのコメントありがとうございます!!とても嬉しいです!更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - むつみさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - パンダパンダさん» コメントありがとうございます!今回の作品はいろんな人と喧嘩をしちゃうので・・・仲直りできますように。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - のぞみさん» のぞみ様!!!!嬉しいお言葉をありがとうございます!!ストーカー嬉しいです(あら?)これからもよろしくお願いします! (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まゆう | 作成日時:2020年3月15日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。