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TH「・・・・バレちゃったら、俺、ただカッコ悪い奴じゃん。」
『かっこいいよ、とても。
何度も言うけど・・・私はテヒョンにたくさん助けられたよ。』
私を救ってくれて、傍にいてくれたのはテヒョンだった。
そして、テヒョンのおかげで、私はまた、ジョングクと一緒にいられる。
TH「俺、Aの友達ではいられなくなるかと思った。」
涙を浮かべながら、四角い口で笑うテヒョン。
そんなテヒョンを見て、私の涙も止まらない。
こんなに素敵な人、こんなに優しい人、こんなに温かい人。
どうか、幸せになって欲しい。
ずっとずっと、笑顔でいて欲しい。
TH「A、俺、Aの友達がいい。
ずっと、Aが幸せになるの、見ていたいんだ。」
『テヒョン。私たちは友達だよ？
一度友達になったら、友達を辞められるわけないでしょ。
テヒョンに何されたって、私はテヒョンのことを嫌いにはなれないからね。』
TH「A・・・・。」
『昨日のだってそう。
例えあれがテヒョンの演技ではなく、本当だったとしても、私はテヒョンを嫌いにはなれないよ。』
TH「・・・もう。俺の弟は、素敵な人を彼女にしたんだね。
良かった、ジョングクが好きになったのが、Aで。
Aが好きになったのが、ジョングクで。
俺はそれだけで幸せだよ。」
ジョングクに知らされたテヒョンの本当の気持ち。
あえて、それは口にはしない。
テヒョンもそれを分かった上で、それを言わない。
私たちは友達。
ずっとずっと、友達。
大切な存在。
話を終えて先にカフェを出ると、ジョングクが立っていた。
『ジョングク。』
JK「泣いてるかなって思って。」
目を細めて微笑むジョングク。
その笑顔に安心して、私は更に涙を流した。
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優姫(プロフ) - 初めて小説でこんなに泣いたんじゃないかってくらい感動しました。こんな素敵なお話に出会えて幸せです。 (2023年1月6日 9時) (
レス) @page14 id: cad18a542a (このIDを非表示/違反報告)
f8878(プロフ) - 本当に本当に、最高でした。こんな言葉にしか出来なくて悔しいくらいです。このお話に出会えて幸せな気分になることが出来ました。 (2022年8月26日 13時) (レス) @page14 id: 59b2a1cbeb (このIDを非表示/違反報告)
てぇてぇ - いや…感動しすぎだし最高すぎて、テテペンやけどもっとメンバーのことが好きになった。有難うございますお話作るのうますぎです。 (2021年4月10日 23時) (レス) id: c0ba4ad0a8 (このIDを非表示/違反報告)
わたし。(プロフ) - 私も泣きました。心があたたかくなる作品でした。ありがとうございます！ (2021年3月26日 1時) (レス) id: 373e34b3f9 (このIDを非表示/違反報告)
y - 泣きました。最高でした。ありがとう (2020年10月14日 23時) (レス) id: 90947d0322 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年3月14日 20時
