出来ない人は出来る人に。 ページ10
JM「せんせぇー！！」
大天使ジミンくんが、モジモジしながらやってくる。
『ん？どうしたの？』
JM「ぼくね、これできるようになりたい！」
彼の手に握られているのは、けん玉。
JM「ててがね、じょうずなの。
ぼくも、できるようになりたい！」
確かに、先程テヒョンくんがけん玉をしているのを、目をキラキラさせながら見ていた。
『うん。いいよ、一緒にしよう！』
こういう時こそ、先生の腕の見せどころ！
1発で大皿に玉を乗せられた。
私、まだまだいけるのかもしれない。
『A名人って呼んでいいよ？』
JM「めいじんってなぁに？」
『上手にできる人のことだよ！』
JM「わかったぁ！」
嬉しそうに満面の笑みを浮かべるジミンくん。
あなたは笑顔の名人だね。
ジミンくんとけん玉の特訓を始める。
それでも、難しいようで、なかなかお皿に玉は乗らない。
それどころか・・・
『いたっ・・・。』
JM「せんせえ、ごめんねっ！」
この子、先程から私にばかり玉をぶつけるのだけど。
地味に痛いのだけど。
それでも、ジミンくんの可愛い顔を見れば、許せる。
A名人はチョロいのよ。
そこへ、ジョングクくんがやってくる。
JK「せんせえ、なにしてるの？」
JM「せんせえじゃないよ！
Aせんしゅだよ！」
んん？名人って言いたいのかな？
なんか、格下げ感。まぁいいか。
何故か名人から選手に格下げにはなったものの、それでもジミンくんは私を尊敬の眼差し出みてくれている。
JK「へー。ぐぐもやりたい！」
JM「むずかしいよ！ぼくもなんかいもれんしゅうしているけど、できないの。」
ジミンくんはジョングクくんに自分の使っていたけん玉を渡す。
JK「へぇ、・・・・あ、できたぁ！」
1発で皿に乗せ、嬉しそうにこちらを見るジョングクくん。
そんな・・・まさか3歳児が1発で成功させるなんて。
忘れてた。ジョングクくんはかなり器用な子だった。
慌ててジミンくんを見れば、切なそうに笑っている。
いや、それ、4歳児のする顔じゃないから！
『大丈夫！！練習していたら、絶対できるようになるから！！』
肩を落とすジミンくんを、なんとか励ます。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
SALAN - ユンギ先生の『メアリー』に爆笑しましたwこういう保育園があったらすぐに行きたいです！(中学生) (2020年9月29日 0時) (
レス) id: 5d025d1352 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - なんか謎に母性本能が働きますね(？)笑 自分のこと、ぐくってぐくが言よるんが可愛いです (2020年8月15日 15時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ推ーarmyー - ジン先生って実際に呼んでみたいし、好きな人を侮辱されて、って言われてみたいです。とにかく子供達はかわいいわ、先生たちはかっこいいわ。素晴らしいですね。この小説の次回楽しみにしてます。まゆうさんもどうか体には気をつけてください。これからも応援してます。 (2020年3月27日 1時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
Karasuhage(プロフ) - 次のお話楽しみにしています！ (2020年3月18日 11時) (レス) id: 63ff52919f (このIDを非表示/違反報告)
ままま(プロフ) - 「ソクジン先生大好きです。」のお話で1箇所「ジョングク先生」になってるところがありました。とてもキュンキュンしているのでこんなお話を考えてくださりありがとうございます。 (2020年3月16日 2時) (レス) id: df38e871d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年2月6日 23時
