進撃の防弾保育園【BTS】

粘土で何を作ったのでしょう。 ページ8

HS「せんせい、みて！きょうりゅうつくった！」


『わぁ、本当だ！かっこいいキバが生えてるね。』


ホソクくんはとてもリアルな恐竜を作っていた。多分、ティラノサウルスなのかな？





NM「ぼくは、おさらつくった。」



不器用なナムジュンくんは、彼なりに考えて、お皿を作っていた。


粘土を平らに伸ばしただけなんだけど。



そこに、先程のユンギ園長のおにぎりを奪ってきて乗せてあげると、えくぼを作って嬉しそうに笑っていた。




ユンギ園長はじとーっと私を睨んでいるけど、気にしない。




TH「でけた！」


『・・・・・何かな、それは・・・・・・。』



TH「ん？よんたん！」



四角い笑みを浮かべて見せてくれる物体は、大きめの塊に小さめの塊がついているような物で、正直、何か分からない。


本人いわく、テヒョンくんの飼っている犬のヨンタンを作ったらしい。




『とても、芸術的だね。』


JM「ぼくは、おだんご〜！」




ジミンくんは小さく丸めたものを無数に作っている。


もはや、お団子というよりお米に見えてきた。


コツコツと頑張るジミンくんらしい作品だ。





『美味しそうだね。先生お腹空いてきちゃった！』


JM「え・・・・・せんせい、ねんどってたべたらだめなんだよ？」



凄い真顔で真剣に心配されているけど、先生、粘土は食べません。




JK「せんせぇ、これあげるの〜！」




ジョングクくんが私の手を掴んで、細長く伸ばしたものを、私の左手の薬指に巻き付ける。



『え？』



JK「せんせぇ、ぐくとけっこん！
けっこんしゅるのって、ゆびわいるって。なむひょんいってたぁ。」




にっこーと笑うジョングクくんに、可愛すぎて涙が出そうになる。


でも、なんでこうも的確にこの指につけられるんだ、この３歳児は。




JN「ねぇねぇ、僕にも何作ってるか聞いてよ！」



何やら彫刻のように人の顔を作り上げているソクジン先生。


人が話している時から作っていた物が出来上がったらしい。




『ワァー、ソクジンセンセイ、ソレナンデスカー。』




JN「何で棒読みなの。
これはね、ワールドワイドハンサム、キム・ソクジン像だよ。」



聞くんじゃなかった。

粘土で作った指輪をあげましょう。→←粘土は食べてはいけません。

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