先生だって、隠れる側になってみたいのです。 ページ31
『いいねぇ。みんなでかくれんぼしようか！！！鬼は誰がするの？』
そう聞けば、さも当たり前のように私を見てくる子どもたち。
TH「え？おにって、せんせえがするもんでしょ？」
誰だ、そんなルール決めたのは。
『先生も隠れたいなぁ。』
HS「おおきいから、むりだよ。」
JM「せんせえ、だれかが、おにをしなきゃ、かくれんぼできないんだよ？」
TH「そんなに、おにやりたくないの？だいじょぶ。みつけられなくても、ててたち、おこらないから。」
何で、私が鬼をやりたくなくてごねてる人になってるんだろう。
そして、ホソクくん。
私だって、隠れられる場所はあるよ。
NM「じゃあ、せんせい！１００びょうかぞえたら、きてね！！」
『えー・・・・・・。』
部屋を飛び出していく子どもたちと、部屋に1人残された私。
JN「ん？A先生、一人で何してるの？仲間外れにされたの？可哀そうに。
僕が慰めてあげようか？」
『違います。鬼です。』
JN「・・・・・え。そんなに簡単に正体をバラしちゃって大丈夫？」
『どんな勘違いをしてるんですか。』
変な勘違いをしている面倒くさいソクジン先生に構っている間に、１００秒は過ぎていた。
JN「かくれんぼね。てっきり、A先生は本当は鬼で、その正体を隠しながら今まで生きてきたんだと思ったよ。」
『どういう思考回路で、そうなるんですか。』
JN「よし、僕も一緒に探したい！！一緒に鬼をしよう？」
ソクジン先生が手を握ってくる。
この、天然タラシめ。
『手を繋ぐ必要ありますか？』
JN「だって、一緒に鬼をするでしょ？僕、いつも子どもと一緒に鬼をするときは手を繋ぐよ？」
何言ってんのみたいな顔して見てきているけど、こっちが何言ってんのです。
私、大人なんですけど。
それだけ、ソクジン先生は私のことを子どもと同じようにしか見てくれていないのだろう。
ちょっぴり胸が痛みながらも、子どもたち大捜索(かくれんぼ)は始まった。
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SALAN - ユンギ先生の『メアリー』に爆笑しましたwこういう保育園があったらすぐに行きたいです！(中学生) (2020年9月29日 0時) (
レス) id: 5d025d1352 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - なんか謎に母性本能が働きますね(？)笑 自分のこと、ぐくってぐくが言よるんが可愛いです (2020年8月15日 15時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ推ーarmyー - ジン先生って実際に呼んでみたいし、好きな人を侮辱されて、って言われてみたいです。とにかく子供達はかわいいわ、先生たちはかっこいいわ。素晴らしいですね。この小説の次回楽しみにしてます。まゆうさんもどうか体には気をつけてください。これからも応援してます。 (2020年3月27日 1時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
Karasuhage(プロフ) - 次のお話楽しみにしています！ (2020年3月18日 11時) (レス) id: 63ff52919f (このIDを非表示/違反報告)
ままま(プロフ) - 「ソクジン先生大好きです。」のお話で1箇所「ジョングク先生」になってるところがありました。とてもキュンキュンしているのでこんなお話を考えてくださりありがとうございます。 (2020年3月16日 2時) (レス) id: df38e871d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年2月6日 23時
