なんか、実習生が来るってよ。 ページ35
YG「今度、この園に実習生が来ることになった。」
『実習生？』
JN「へぇ、珍しいね。」
実習とは、保育士を目指して専門の学校に通っている学生が、保育園などで実際に過ごして勉強をすること。
けれど、この園は普通の園とは少し違っていて、Bighitという会社で働く人のお子様を預かっているので、少し特別。
なので、今まで実習生が来たことは無かった。
YG「なんか、会社のお偉いさんの娘らしい。
その娘たっての希望で、この園に実習に来ることになった。
めんどくせ。」
『ユンギさん。失言です。』
YG「日誌とかあるしー、なんか、ちゃんとしなきゃいけないしー、夢壊せねぇしー。」
おうおう、ユンギさんからそういう言葉が出るとは思わなかった。
ちゃんとしなきゃっていう概念あるんだ。(失礼)
JN「まぁまぁ。保育士の卵だよ？
たくさん勉強して、良い保育士になってもらおう！」
さすが、ソクジン先生。
YG「・・・普通の実習生なら、未来の為に快く受け入れるよ、さすがの俺も。
けれども、問題はお偉いさんの娘ってとこ。」
ユンギさんは回転式の椅子に座ってクルクルクルクル回っている。
ちょっぴり・・・ほんのちょっぴり、鬱陶しい。
回らない椅子にしてやろうか。
私が椅子をじーっと見ていると、急に回るのをピタリと止めて、ユンギさんが私を見る。
YG「悪いけど、耐えてくれ、A。」
『・・・・え、なんで私ですか？』
YG「・・・何かあればいつでも相談して。
話聞くことしかできねぇけど。」
『いやいやいやいや・・・それ、質問の答えになってないんですけど。』
YG「大丈夫。俺はお前の味方だよ。」
『おーい。答えになってませーん。』
ユンギさんは、片方の手のひらを垂直に鼻の前あたり置いて、すまんとでも言いたげな顔をする。
どうやら、この度の実習生は、私にとっての試練になるらしい。
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SALAN - ユンギ先生の『メアリー』に爆笑しましたwこういう保育園があったらすぐに行きたいです！(中学生) (2020年9月29日 0時) (
レス) id: 5d025d1352 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - なんか謎に母性本能が働きますね(？)笑 自分のこと、ぐくってぐくが言よるんが可愛いです (2020年8月15日 15時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ推ーarmyー - ジン先生って実際に呼んでみたいし、好きな人を侮辱されて、って言われてみたいです。とにかく子供達はかわいいわ、先生たちはかっこいいわ。素晴らしいですね。この小説の次回楽しみにしてます。まゆうさんもどうか体には気をつけてください。これからも応援してます。 (2020年3月27日 1時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
Karasuhage(プロフ) - 次のお話楽しみにしています！ (2020年3月18日 11時) (レス) id: 63ff52919f (このIDを非表示/違反報告)
ままま(プロフ) - 「ソクジン先生大好きです。」のお話で1箇所「ジョングク先生」になってるところがありました。とてもキュンキュンしているのでこんなお話を考えてくださりありがとうございます。 (2020年3月16日 2時) (レス) id: df38e871d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年2月6日 23時
