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JK「ちょっと、泣くなよ。」
『だって、嬉しいです。私、ずっと追試だったのに！！
オッパの教えてくれた数学だから、絶対に追試にはなりたくなくて。
追試でなくて、本当に良かったです。』
わんわん泣く私。
オッパはそんな私を見て、笑っている。
JK「そんなに嬉しい？」
『嬉しいですよ〜。オッパのおかげです！！』
オッパが数学の先生でなければ、オッパが教えてくれなければ、私は今回も追試を受けることになっていただろう。
JK「Aが頑張ったからだよ。倒れるくらいにね？
ねぇ。ご褒美に、Aの言うこと、１つ聞いてあげる。
これのお礼も兼ねて。」
オッパは筆箱から赤いボールペンを取り出す。
『え、むしろ私がお礼をするべきなのに。』
JK「甘やかさせてよ。Aが凄い頑張ったの、ずっと見てたんだから。
これも、彼氏の特権でしょ？」
綺麗な瞳を細めて優しく微笑むオッパ。
彼氏・・・・その響きに未だににニヤけてしまう。
『何がいいですかねぇ・・・。』
一番に思いつくことは、先生とデートをすることだった。
いつもこの店での個人授業の時間しか２人きりで会えないし、オッパの家で２人で過ごしたのもあの日だけだ。
普通のカップルのように、手を繋いで外を歩いてみたかった。
オッパの好きなことを知ったり、オッパの見る景色を隣で一緒に見てみたかった。
けれど、それを言ってしまえば、オッパを困らせてしまうに決まっている。
私とオッパは生徒と先生。
普通のカップルとは違う。
それは付き合う時にも言われた。
ちょっと寂しいけれど、オッパと付き合えるならそんな我慢、全然できる。
JK「まぁ、考えといてよ。」
『分かりました。』
いつも通りオッパと数学の勉強をして、家まで送ってもらった。
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(名前)れな(プロフ) - もーほんとに大すきなんです（涙）この作品に出会えて本当に私は幸せです. 生きる活力になってます！続きが楽しみすぎて続きを妄想してます笑笑 まゆうさんに、感謝しかありません、ありがとうございます、大好きです、愛してます、 (2020年1月29日 18時) (
レス) id: 88f8847ca6 (このIDを非表示/違反報告)
kanna - だぁぁぁ！！このお話好きすぎて星がいくつあっても足りません！毎回読む度に1番右のお星様を押させていただいています…が数が変わらないのです。ヽ(；▽；)ノでもこのお話ホントに大好きです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))これからも更新頑張って下さい！笑 (2020年1月27日 16時) (レス) id: c6dd1df907 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん（）さん» ありがとうございます！訂正しました。 (2020年1月25日 8時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - 71話72話73話なのに71話23話73話になってます！ (2020年1月25日 0時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
名無し81828号(プロフ) - 今読んでるお話でダントツで面白いです！！ジョングク先生とのきゅんきゅんな日々楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！楽しみにしてます！！ (2020年1月20日 23時) (レス) id: 4b9ea0e9ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年1月14日 23時
