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JK「・・・あ。そういえば、ノート１冊使い切ったよね？」
『あ、そうでしたね！どうしよう、新しいノート忘れました。』
JK「と思って、持ってきました。」
リュックから1冊のノートを取り出す先生。
表紙にはデカデカと、“A”と書かれている。
JK「キム・Aではなくて、Aが良いんだよね？」
目を細めて嬉しそうに首を傾けるジョングク先生。
その姿がとても無邪気な少年のようで可愛くて、またニヤけてしまう。
２冊目もこんなに大きく名前を書いてくれるジョングク先生。
家で、どんな表情でこれを書いたのか・・・想像しただけで、愛おしさが溢れてくる。
私、この人が大好きだなぁ。
JK「まぁ、ニヤけるのも、顔を赤くするのも、全部僕がそうさせているのだから嬉しいのだけど、数学の勉強は集中してね？」
ニッコリ笑うジョングク先生にときめいたのも一瞬で、小学生レベルとは桁違いに難しくなった中学の数学に、ジョングク先生にときめいている余裕など無くしてしまった。
なんだこれ、なにこれ、ええ？
軽くパニックを起こす私に丁寧に分かりやすく教えてくれるジョングク先生。
私が教師なら、こんな出来の悪い生徒なんてすぐに見捨ててしまうのに。
あ、そうか。
先生はクラスから追試者を出したくないのだった。
『もし、追試になったらどうなりますか？』
恐る恐る尋ねる。
JK「ん？なるわけないでしょ。僕が教えてるんだから。」
そう自信満々に答えるジョングク先生。
『ジョングク先生、凄い自信ですね。テスト受けるのは私なのですが。』
JK「僕が教えているから。Aが追試になることはないよ。
あとさ、僕は今、先生じゃないよ？ここは学校ではない。」
ジョングク先生が急に私を見つめてくる。
その丸くて大きな瞳に捕えられれば、その瞳から目を逸らすことができない。
JK「僕はAの先生でいたいんじゃない。」
『・・・つまり？』
JK「・・・え？分からないの？」
いや、分かります。
私は一度深呼吸をして覚悟を決める。
『・・・オッパ？』
JK「っ・・・・・・・。」
みるみる、先生の白い肌が赤く染まっていき、片手で口元を隠している。
予想外の反応に、私の顔も赤くなる。
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(名前)れな(プロフ) - もーほんとに大すきなんです（涙）この作品に出会えて本当に私は幸せです. 生きる活力になってます！続きが楽しみすぎて続きを妄想してます笑笑 まゆうさんに、感謝しかありません、ありがとうございます、大好きです、愛してます、 (2020年1月29日 18時) (
レス) id: 88f8847ca6 (このIDを非表示/違反報告)
kanna - だぁぁぁ！！このお話好きすぎて星がいくつあっても足りません！毎回読む度に1番右のお星様を押させていただいています…が数が変わらないのです。ヽ(；▽；)ノでもこのお話ホントに大好きです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))これからも更新頑張って下さい！笑 (2020年1月27日 16時) (レス) id: c6dd1df907 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん（）さん» ありがとうございます！訂正しました。 (2020年1月25日 8時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - 71話72話73話なのに71話23話73話になってます！ (2020年1月25日 0時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
名無し81828号(プロフ) - 今読んでるお話でダントツで面白いです！！ジョングク先生とのきゅんきゅんな日々楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！楽しみにしてます！！ (2020年1月20日 23時) (レス) id: 4b9ea0e9ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年1月14日 23時
