ジョングク先生、大好きです。２【JK】

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TT「・・・なんで、君が泣きそうな顔するの？」



テテさんは優しく微笑みながら、首を傾げる。


TT「Aが結婚することは、君にとってチャンスなんじゃない？」


『チャンス・・・ですか？何で？』


TT「え？だって、君、ジョングクが好きでしょ？」




何でこうも、みんなにバレているのだろう。


そんなに私、分かりやすいのかな？





テテさんは相変わらず、目を細めて優しそうに微笑んでいる。


大人の男性っていう感じで、ソクジンさんやユンギさんのように、お兄さんのような温かさや安心感を感じる。





TT「なのに、なんで、Aちゃんが悲しそうな顔をするの？」




『・・・分かりません。でも、凄く胸が痛いです。
ジョングク先生はAさんのことをとても大切に思っていて、そのAさんが結婚するとなると、ジョングク先生は悲しむと思います。
私は、ジョングク先生が悲しんだり辛い思いをしたりすることが、とても苦しいです。』





TT「・・・はは。ジョングクが高校３年生の時も、かなり大人だなぁと驚かされたけど、Aちゃんも凄い大人なんだね。
好きな人の幸せを考えられるんだから。
ジョングクも幸せ者だね。

大丈夫だよ。
確かに、ジョングクはAのことが好きだったけど、それは高校３年生のジョングク。
その時と今のジョングクは違うよ。
だって今のジョングクには・・・・・は、言いすぎだね。
ジョングクにバレたら怒られちゃうから。」





内緒ね？と唇に人差し指を当てて微笑むテテさん。






『・・・めでたいことなのに、失礼なこと言ってすみませんでした。
本当に・・・お二人はお似合いだと思います。
おめでとうございます。』


TT「ん。ありがとう。」




JK「・・・ヒョン、キム・Aと何を話しているんですか。」








ジョングク先生がテテさんをじとーっと見ながら個室に入ってくる。


TT「あ、ジョングク！お疲れ様ぁ！」



JK「キム・A。こんな風に男と二人っきりになったらダメ。
男ってものは何を考えているか分からないんだからね。」




なんか、そんな感じの説教を先程もジミンからされたばかりだ。




TT「そんなに俺、信用されていないの？」


JK「そういうわけではないですけど・・・・。これは、指導です。」


TT「へぇ・・・」






ニヤニヤ笑いながらジョングク先生を見るテテさん。

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