ジョングク先生、大好きです。２【JK】

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『まぁ、確かに、チョン・ジョングク先生ですね。』



ジョングク先生はニッと口角を上げて笑えば、再び軽いキスを落とした。





・・・ところで、バァァァァァァァァァァァァァァァァァンッと扉が軽快な音を立てて開く。




なんだ、このデジャヴな感じは。







JN「ジョングクッッッ！！！！
言い忘れていたけど、僕の店でおっぱじめることだけはやめてくれよ！！」


JK「女子高生の前で、何言ってるんですか。この、変態〜」


JN「あ、そっか、Aちゃん、ごめん。」


『あ、はい・・・大丈夫です。』





と言いつつ、おそらく私の顔は真っ赤だろう。




おっぱじめる・・・何を？とは思うが、つい先ほどまでここで何度も何度もキスを繰り返していた。



ソクジンさんに見られなくて良かった。


JK「こんなところでするわけないでしょ。
僕を何だと思ってるんですか。」


JN「え？歩く欲望の塊。」



真顔でそう言うソクジンさんの広い背中をバシンッと叩くジョングク先生。


本当に仲が良いんだなぁ。




ソクジンさんたちと一緒にいる時のジョングク先生はとても嬉しそうで無邪気にも見える。





JN「Aちゃん、良かったね。ジョングクと気持ちが通じたみたいで。」


ソクジンさんが私の方へ向き、優しく微笑む。


『いろいろありがとうございました。』


JN「ジョングクなら、Aちゃんを幸せにしてくれると思うよ。」



そう言って私の頭を撫でようとするソクジンさんの手を、思いっきり音が鳴るほど叩き落すジョングク先生。




JN「ヤーッ！！！何するんだ！！！痛いじゃないか！！！」


JK「僕のAに触ろうとするからいけないんです。」


え、ジョングク先生・・・それは可愛すぎませんか？




JN「お前、独占欲強すぎるんだよ！！！
Aちゃんは僕にとって可愛い妹みたいなもんだろ！？」


JK「それでも、ダメです。」


リュックを背負って、私の手を掴むジョングク先生。




JK「今日は遅くなったし、集中もできないでしょ？
これから勉強する時間はたっぷりあるんだし、今日はもう送っていくよ。」


『え。数学個人授業は続くんですか！？』


JK「当たり前でしょ？やっと小学生を卒業できたんだから。
じゃあ、ヒョン。帰ります。」



JN「はいはい。
可愛いAちゃんを泣かすことだけは絶対にしないでね？」


JK「・・・・もちろん。そうしたいですよね。」





ジョングク先生に手を繋がれ、家までの道を歩く。

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