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JK「よし。
今日もバイトでしょ?
頑張ってね。
どうせ、ジミンたちが教室で待ってるんでしょ?」
『そうです・・・けど。
今日も個人授業はありますか?』
JK「あるよ。楽しみにしてるね。」
そう言って頭をくしゃっと撫でてくれるジョングク先生。
挨拶をして数学準備室を出る。
ますます、分からなくなった。
ジョングク先生、これはどういうことなのでしょうか。
少し、期待してみても良いのでしょうか。
心臓がとてもうるさくてうるさくて、少しだけ涙が滲んだ。
マスクをしていることを良いことに、一呼吸置いて教室に戻れば、ジミンとテヒョンが楽しそうに話をしているところだった。
TH「あ、おかえりぃ!!どうだった?」
『もっと、数学頑張りなさいって。』
JM「はい、嘘。Aさ、嘘つくの下手なんだから。
なんか、良いことあったみたいだね。」
にこっと糸目で笑うジミン。
さすがにキスをしましたなんて恥ずかしくて言えないけれど、とりあえず、私も微笑む。
3人でバイトへ行くと、ソクジンさんが私の前へ飛んできた。
JN「Aちゃん!!昨日はごめんね。本当に、ごめん。大丈夫だった?」
凄い申し訳なさそうに眉尻を下げるソクジンさん。
すっかり忘れていたけれど、昨日酔っぱらいに絡まれたんだっけ?
JM「え?昨日何があったの?」
にっこり微笑んで私を見るジミン。やばい、これ、怒られるやつだ。
私に対して過保護すぎるくらいの心配をしてくれるジミン。
そのジミンが昨日のことを知れば、かなり面倒くさいし、さらにそれを報告しなかったことまで怒られる。
テヒョンに助けを求めれば、かなり離れたところで、同情の笑みを浮かべている。
いつの間にあんな遠くへ逃げたんだ。
『あ、いやぁ・・・・昨日何かありましたっけ?』
JM「さっき、嘘つけないって言っただろ。」
笑ってごまかそうと思ったが、どうやら無理そうだ。
JN「あぁ・・・昨日客が多くてね。かなり大変だったから。
Aちゃんが良く働いてくれたよ。」
ソクジンさんが察して、話を作ってくれる。
『そうそう。まさか、平日のど真ん中に、あんなに人が来るなんて・・・ねぇ。』
JM「ふーん。」
未だに疑いの目を向けてくるジミン。
YG「あ、A。昨日大丈夫だったか?もう、酔っぱらいの席には行くなよ?」
厨房から顔を出してそう言い、再び厨房へ戻っていくユンギさん。
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(名前)れな(プロフ) - もーほんとに大すきなんです(涙)この作品に出会えて本当に私は幸せです. 生きる活力になってます!続きが楽しみすぎて続きを妄想してます笑笑 まゆうさんに、感謝しかありません、ありがとうございます、大好きです、愛してます、 (2020年1月29日 18時) (レス) id: 88f8847ca6 (このIDを非表示/違反報告)
kanna - だぁぁぁ!!このお話好きすぎて星がいくつあっても足りません!毎回読む度に1番右のお星様を押させていただいています…が数が変わらないのです。ヽ(;▽;)ノでもこのお話ホントに大好きです(((o(*゚▽゚*)o)))これからも更新頑張って下さい!笑 (2020年1月27日 16時) (レス) id: c6dd1df907 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん()さん» ありがとうございます!訂正しました。 (2020年1月25日 8時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん()(プロフ) - 71話72話73話なのに71話23話73話になってます! (2020年1月25日 0時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
名無し81828号(プロフ) - 今読んでるお話でダントツで面白いです!!ジョングク先生とのきゅんきゅんな日々楽しみにしてます!!更新頑張ってください!!楽しみにしてます!! (2020年1月20日 23時) (レス) id: 4b9ea0e9ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆう | 作成日時:2020年1月14日 23時