ジョングク先生、大好きです。２【JK】

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あっという間に料理が出来て、それを二人で食べる。


『美味しいです。オッパ、頭も良くて料理も良くて顔も良くて、黄金教師ですね。』


JK「ふふっ、何それ。」



あっという間に全て食べ、２人で食器を洗う。


新婚さんみたいだなぁ。(２回目)



JK「あのさ。今日、僕はAを家に帰らすつもりはないんだけど。」


『・・・・と言いますと？』



オッパは手元に視線を向けたまま、話す。



少しだけ、緊張しているのが伝わっている。








JK「今日、僕の家に泊まってよ。
倒れたAを一人きりの家に帰したくないし、僕はまだAと一緒にいたい。
ダメ？」


『オッパが良いなら、私も一緒にいたいです。』




そう答えると、嬉しそうに笑って私を見た。



JK「良かった。断られたら立ち直れないところだった。」


『断るわけがないです。
私だって、オッパと一緒にいたいんです。
まぁ、人の家に泊まるのは初めてなので、ドキドキしますが。』


私はオッパの洗った皿を拭いていく。





急にオッパが“えっ！？”なんて大声を出すから、驚いてお皿を落としそうになる。



JK「泊まったことないの！？」


『え、無いですけど。
私、前も言いましたけど、友達はジミンとテヒョンだけです。
高校でテヒョンと出会うまでは、ジミンだけでした。』


JK「他の友達は？」


『・・・それ、聞いちゃいますか？
私、こう見えても人見知りが凄いんですよ。
人と話すと緊張しちゃいます。
それに加え、幼馴染みが昔からモテてしまので、嫉妬の目で見られてしまい・・・。
ジミンは、私の為に私から離れて行こうとしましたが、私はそんなことで私を嫌う人たちより、ジミンの方が大切だったので、ジミンの一緒にいることを選びました。』








それは小学生の頃からだった。


元々ジミンとはいつも一緒にいたが、ジミンのことを好きな子たちによって陰口や嫌がらせを受けるようになった。


女の子って、くだらない。


ジミンのことが好きなら、正々堂々ジミンと向き合えばいいのに・・・なんて思っていた。





けれど、今はその子たちの気持ちが少しだけ分かる。


好きな人が他の女の子と一緒にいるのは嫌に決まっている。


そして、好きだからこそ、なかなか勇気を出せず、向き合えないのだ。


私がオッパに対してそうだったように。

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