85.【JK】 ページ35
ジミンと共に自分の家に入って行ったA。
あぁー・・・・高校生相手に嫉妬してるって、ダサい。
ジミンはAにとって大切な幼馴染みで、２人の間に家族のような絆があるのは知っているし、そこに恋愛感情がないことも把握済みだ。
それなのに、嫉妬をして、余裕を失ってしまっている。
まぁ、A不足が原因なんだろうけど。
僕のこの強すぎる独占欲。
Aが知ったら、どう思うだろうか。
受け止めてくれるのだろうか。
Aとの個人授業が無くなり、４日がたった。
相変わらず、学校で見るだけのA。
僕はこんなに寂しいのに、Aは平気なのだろうか。
僕は今すぐにでも、Aを抱きしめて、Aにキスをしてやりたい。
JK「じゃあ、今日はこれでおしまいです。
みんな、気を付けて帰ってくださいね。」
帰りのHRを終え、教室を出ようとする。
と、そこで、ジミンの高くて大きな声が響く。
JM「Aっ！？」
愛しいその名前に、急いで振り返れば、そこにはジミンに体を支えられているAがいた。
TH「どうしたのっ！？」
JM「立ち上がった拍子に、急に倒れたんだよ。」
僕は周りなんて気にもせず、Aの元へ行き、そしてジミンからAを奪い取る。
Aを横抱きにすれば、緊急事態なのに、数日ぶりのAのぬくもり、Aの匂いに胸がうるさくなる。
JM「先生？」
JK「保健室に運びます。
ジミンとテヒョンは鞄を持ってきて。」
JM・TH「はいっ！！」
保健室の職員は今日に限って休みで、テヒョンに職員室に取りに行ってもらった鍵で保健室を開ける。
ベッドに寝ころばせれば、彼女は少しだけ体を動かし、声も漏らした。
JM「もう、だから言ったのに。」
JK「どうしたの？」
JM「・・・勉強のしすぎですかね。
最近、夜遅く・・・というか、３時頃まで毎日電気がついているんです。Aの部屋。」
３時！？しかも毎日！？
TH「A、今回の数学の試験は追試になるわけにはいかないって言ってたからね。」
急に、頭が重くなる。
喉が苦しくなって、息をするのさえ辛く感じる。
僕は、Aの負担になってしまっていたのだろうか。
きっと、Aは、僕は追試者を出したくないと言った言葉を今でも信じていて、無理をしてしまったのだろう。
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(名前)れな(プロフ) - もーほんとに大すきなんです（涙）この作品に出会えて本当に私は幸せです. 生きる活力になってます！続きが楽しみすぎて続きを妄想してます笑笑 まゆうさんに、感謝しかありません、ありがとうございます、大好きです、愛してます、 (2020年1月29日 18時) (
レス) id: 88f8847ca6 (このIDを非表示/違反報告)
kanna - だぁぁぁ！！このお話好きすぎて星がいくつあっても足りません！毎回読む度に1番右のお星様を押させていただいています…が数が変わらないのです。ヽ(；▽；)ノでもこのお話ホントに大好きです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))これからも更新頑張って下さい！笑 (2020年1月27日 16時) (レス) id: c6dd1df907 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん（）さん» ありがとうございます！訂正しました。 (2020年1月25日 8時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - 71話72話73話なのに71話23話73話になってます！ (2020年1月25日 0時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
名無し81828号(プロフ) - 今読んでるお話でダントツで面白いです！！ジョングク先生とのきゅんきゅんな日々楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！楽しみにしてます！！ (2020年1月20日 23時) (レス) id: 4b9ea0e9ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年1月14日 23時
