73. ページ23
あぁ、イケメンだ・・・。
本当に、あのイケメンが私の彼氏なんだろうか。
ジョングク先生は私の方をチラッと見て、小さくふっと笑った。
え、鼻で笑われたんだけど。
JM「A、顔が幸せいっぱいでとろけていて、なんかむかつくんだけど。」
『おっと、それは大変だ。』
顔をマッサージするように頬をぐりぐりして、表情管理をしようと努力する。
けれど、にやけてしまう。
だって、あれだけ大好きで、あれだけ憧れていたジョングク先生と付き合うことになったのだもの。
あの薄くて可愛い唇と、昨日キスを・・・・うわ。
TH「あら。また机に伏せた。耳まで真っ赤だよ？」
JM「どうせ、昨日のことでも思い返したんでしょ。ムッツリ。」
『ムッツリじゃないし。こんなピュアな子捕まえて何てこと言ってるのよ。』
JM「前は泣きそうで顔が見れなかったのに、今度はにやけてしまうから顔が見れないなんて。
A、一生ジョングク先生の顔を見れないんじゃない？」
『そんなことないです。』
表情筋に力を込めて顔を上げるが、ジョングク先生の顔が見えれば、やはり口元が緩んでしまう。
TH「ん。今日もあるよ、マスク。」
『私に恵んでください。』
やはり私は、ジョングク先生の前ではとても表情管理ができないらしい。
付き合ったからといって特に変わることもなく、最低限の関わり(数学の時間にあてられた)だけでほとんど関わらずに学校が終わった。
まぁ、そんなものですよね。
こればっかりは仕方がないこと。
ジョングク先生は先生で、私は生徒だからだ。
今日は３人揃ってバイトの日で、一緒にお店に行けば、珍しくユンギさんが厨房から出てきていた。
YG「お。おめでとう。」
そう言いながら。ニッと笑うユンギさんは、とても可愛らしく、それでいてカッコよい。
『なんのことですか？』
YG「ジョングク。
昨日夜電話かかってきて、僕のAに手を触れないでくださいねって。
あいつ、誰のおかげで付き合えてると思ってんだ。」
『え、何それ。ジョングク先生、可愛い。』
YG「一度ジョングクをからかったものだから、牽制されちゃったよ。
あいつ、面倒くせぇ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1864人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)れな(プロフ) - もーほんとに大すきなんです（涙）この作品に出会えて本当に私は幸せです. 生きる活力になってます！続きが楽しみすぎて続きを妄想してます笑笑 まゆうさんに、感謝しかありません、ありがとうございます、大好きです、愛してます、 (2020年1月29日 18時) (
レス) id: 88f8847ca6 (このIDを非表示/違反報告)
kanna - だぁぁぁ！！このお話好きすぎて星がいくつあっても足りません！毎回読む度に1番右のお星様を押させていただいています…が数が変わらないのです。ヽ(；▽；)ノでもこのお話ホントに大好きです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))これからも更新頑張って下さい！笑 (2020年1月27日 16時) (レス) id: c6dd1df907 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん（）さん» ありがとうございます！訂正しました。 (2020年1月25日 8時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - 71話72話73話なのに71話23話73話になってます！ (2020年1月25日 0時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
名無し81828号(プロフ) - 今読んでるお話でダントツで面白いです！！ジョングク先生とのきゅんきゅんな日々楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！楽しみにしてます！！ (2020年1月20日 23時) (レス) id: 4b9ea0e9ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まゆう
| 作成日時：2020年1月14日 23時
