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自分の気持ちを優先させてジョングク先生から逃げてしまった自分を嫌になる。
ジョングク先生をこんな表情にさせてしまった。
JK「・・・あの個室に戻ろう。
ごめんけど、この手はもう離せない。」
ジョングク先生は、掴んでいた私の手の指に、自分の指を絡ませる。
それだけで胸はキュッと締まる。
先程、失恋の覚悟を決めたはずなのに、この後に及んでときめいてどうする。
ジョングク先生に手を引かれ、個室に戻る。
途中、気まずそうな顔をしているソクジンさんと目が合う。
ソクジンさん、できれば、もうちょっと頑張って欲しかったですよ。
個室に入ると、ジョングク先生と手を繋いだまま、向き合って座る。
机を挟んでいないその距離は、ジョングク先生の長い睫毛が鮮明に見えてしまうほどに近い。
JK「で、何で？何で泣くの？」
ジョングク先生は未だに泣いている私の頬に、手を繋いでいない方の手を添える。
『・・・黙秘権を使います。』
JK「そんなもの無いけど。
散々逃げてくれちゃってさ。
僕、キム・Aと鬼ごっこしたいわけじゃないんだけど。」
『私も、ジョングク先生と追いかけっこをするつもりはなかったんですけど・・・
ジョングク先生の顔を見ると、涙が出ちゃうんです。』
JK「それは、ヒョンとヌナが結婚するから？
それを知って、僕が落ち込んでいるとでも思った？」
ジョングク先生は相変わらず怒ったように・・・というか、多分怒ってるんだけど、低い声で少し乱暴に話す。
私がそのことを知っていると、知っていたんだ。
JK「僕言ったよね？ヌナのことはもう好きじゃないって。
どう言ったら信じてくれるの？何度言ったら信じてくれるの？」
『・・・ごめんなさい。』
JK「何のごめんなさい？
・・・・僕は、ヌナがヒョンと結婚することよりも、キム・Aに避けられる方がかなり辛かった。」
私を真っすぐ見つめる瞳はとても綺麗で揺るぎのないものだった。
その言葉が嘘でないということを、瞳で訴えてくる。
そんなこと聞いていると、なんか・・・まるで、ジョングク先生の中に少しでも私がいるように思ってしまう。
それでも、信じれないのだ。
『・・・でも、』
JK「でも、何？まだ信じてくれない？」
『信じれません。』
JK「僕はヌナなんて好きじゃない。」
『口では何とでも言えます。』
JK「嘘をつくメリットが無いよね。僕はヌナは好きじゃない。」
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(名前)れな(プロフ) - もーほんとに大すきなんです（涙）この作品に出会えて本当に私は幸せです. 生きる活力になってます！続きが楽しみすぎて続きを妄想してます笑笑 まゆうさんに、感謝しかありません、ありがとうございます、大好きです、愛してます、 (2020年1月29日 18時) (
レス) id: 88f8847ca6 (このIDを非表示/違反報告)
kanna - だぁぁぁ！！このお話好きすぎて星がいくつあっても足りません！毎回読む度に1番右のお星様を押させていただいています…が数が変わらないのです。ヽ(；▽；)ノでもこのお話ホントに大好きです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))これからも更新頑張って下さい！笑 (2020年1月27日 16時) (レス) id: c6dd1df907 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん（）さん» ありがとうございます！訂正しました。 (2020年1月25日 8時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - 71話72話73話なのに71話23話73話になってます！ (2020年1月25日 0時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
名無し81828号(プロフ) - 今読んでるお話でダントツで面白いです！！ジョングク先生とのきゅんきゅんな日々楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！楽しみにしてます！！ (2020年1月20日 23時) (レス) id: 4b9ea0e9ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年1月14日 23時
