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店に戻るとお客様が全員帰った後で、時間はいつもより早いけど、閉店と書かれた看板が掲げられている。
２人で一緒に深呼吸をして店内に入ると、１番広い個室で、座ってユンギさんと話しているオッパと、エプロンをつけたまま寝ころんでいるジョングクとジミンがいた。
『えっと・・・ただいま？』
JN「あ、２人ともお帰り〜！今日は速いけど店閉めちゃった！」
YG「一つ貸しだからな！嫌いな菓子作りをどんだけ頑張ったか・・・。」
『ユンギさん、オッパ、ありがとうございます。』
JK「こっちにも、大きな貸しですよ。
２人で頑張りましたー。」
JM「そうだよ。僕、日本から帰って来たばかりなのに、こんなにこきつかわれて！！」
『ジョングク、ごめんね。ジミン、おかえり。』
TH「皆さん・・・俺のせいで、すみませんでした。」
テヒョンが頭を下げる。
JN「テヒョン、頭を上げて。
２人の顔を見れば、疲れなんて吹き飛んだよ。
スッキリした顔してる。」
JM「A、良かったね。今度はちゃんと話せたみたいで。」
皆の優しさに、涙はまた溢れそうになる・・・けれど、となりで既に号泣のテヒョンを見れば、やはり涙は引っ込んでいく。
JK「うわ、テヒョンさん、どんだけ泣くんですか。」
TH「ジョングク、そんな引いた顔しないでよ〜。」
『おかげで、私が泣けないんだけど！！！』
TH「え、一緒に泣こうよ。」
『テヒョンの大泣きを見てたら、泣けないの！！！』
その後、ユンギさんの作ったまかないとスイーツを食べ、みんなでジミンのおかえりなさい会をした。
ユリさんには悪いけど、結果的にはこうやってテヒョンと仲直りできたし、これで良かったのかもしれない。
私はユンギさんの作ったケーキを頬張る。
仲直りのその次なんて全く考えていなかったし、ジョングクの想いにも全く気付かないまま、私はただ、仲直りができたという喜びに浸っていた。
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わたし。(プロフ) - 泣きました！！テテの気持ちもグクの気持ちも… (2021年3月31日 16時) (
レス) id: 373e34b3f9 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - やばかったです！(謎)私はテテペンですが、読んでいる途中、やっぱりグクとも結ばれてほしいなぁ…と思うくらいに、とてもいいお話でした。これからも頑張ってください！おうえんしています！ (2020年8月9日 10時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
myun69141(プロフ) - グクのとこ見てるとすごい涙でてきます、、片思いはほんとに辛い…素敵な作品をありがとうございます！ (2020年7月11日 16時) (レス) id: 9abae9e3d4 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - この作品でまゆうさんの作品で泣いた数5作品目を突破いたしました！本当に面白いです！まゆうさんのような文才能力があれば…と切実に思うばかり…！どの作品も大好きです！これからも応援してます！素敵な作品をありがとうございました！ (2020年6月22日 1時) (レス) id: d5650580fd (このIDを非表示/違反報告)
ﾅｵ - めちゃめちゃ泣けました。こんなにすごい作品が書ける作者様を尊敬します！！こんなに良い作品を書いてくださりありがとうございました。 (2020年4月27日 23時) (レス) id: 3efff88a0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年1月2日 23時
