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【YOU side】
話し終えたジョングクの目からは涙が溢れている。
もちろん、私も涙が止まらない。
ジョングクがずっとずっと、一人で抱えてきたことはとても大きなことで、私のことをどれだけ大切に想ってくれているかが伝わってくる。
JK「あの女は、俺のいとこです。
俺の家は小さな料理屋をしています。
あいつの家は、高級レストランで、俺の実家が潰れそうになった時、あいつの家が助けてくれたんです。
その時の恩があるから・・・俺は彼女の頼みを断れませんでした。
でも、もうそれは辞めます。俺はあんな女より、ヌナの方が大切です。」
ジョングクがニッコリと笑う。
『ジョングクは困らないの？』
JK「大丈夫ですよ。今あいつがしていることを知れば、あいつの親が黙っておかないでしょ。
いざとなれば、告げ口してやります。」
悪そうな企み顔でニヤリと笑うジョングク。
私はそれを見てふっと吹き出してしまう。
JK「そんなに笑わないでくださいよ。
ところでヌナ・・・俺のこと、もう嫌いですか？怖いですか？」
急に弱々しく呟くジョングク。
『嫌いになるわけないでしょ。怖いわけないでしょ。
ジョングクが私にとっても大切な人だもん。
何をされても、きっと、私は許したよ。』
ジョングクは、また大粒の涙を落とす。
こんなに泣き虫だったんだなぁ。
ジョングクの頭を撫でてやる。
すると、扉がバンッと勢い良く開けられる。
JM「はぁっ、はぁっ、大丈夫っ！？」
息を切らしているジミンが勢い良く入って来る。
『あれ、ジミン。どうしたの？』
JK「あ、ヒョンに連絡してたの、忘れました。」
JM「はぁっ！？お前が、Aが大変です・・・とだけメッセージ送って来るから、急いで来たんだろ！！
携帯、マナーモードにしてたから気付くの遅くなって、大急ぎで走って来たのに！」
どうやら、ジョングクは自分を止めてくれるストッパーを用意してくれていたらしい。
最初から、私を襲う気は無かったようだ。
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JinJin(プロフ) - 真剣なのに、ちょっと笑えるジンくんの恋愛奮闘記の中に、切なさも入ってて、そうかと思えば愛し合ってる時の様子は生々しくて、とっても忙しくてのめり込むお話でした。ジンペンなので、ジンくんとの話をこんなに素敵に書いて下さることが嬉しくてたまりません！💜 (2022年7月31日 1時) (
レス) @page33 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
線画ペン。 - ユラさん最低だと思ってたけど最後ちょー好き！！！ネバネバしつこい女とは違かったぁ！(しつこいけどね。) あ、作品めっちゃ好きです。やっぱジン君好き。 (2021年11月23日 23時) (レス) @page28 id: a5ff14c25a (このIDを非表示/違反報告)
ミン - もう読んでる間これ以上ないくらい幸せでした。本当に最高でした。またソクジンメインで書いて頂けたら嬉しいです！！ (2020年12月21日 19時) (レス) id: 3121fdf008 (このIDを非表示/違反報告)
ぺう(プロフ) - 最高でした……。ありがとうございました。 (2020年3月30日 4時) (レス) id: d974314b76 (このIDを非表示/違反報告)
ぴお(プロフ) - 初めまして、こちらのお話読ませて頂きました！ジンペンのわたしにはとってもきゅんきゅんするお話で･･･！素晴らしい作品ありがとうございました(*^^*)これからも作品の更新頑張ってください！ (2020年3月10日 12時) (レス) id: 02d3824596 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年12月22日 11時
