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勝ち誇った顔をするジニオッパを見て、軽く溜息をつく。
そして、笑ってしまう。
好きになってしまった時点で、この人には適わない。
『もう、仕方がないですね。
これから、提出しに行きましょう。
夫婦になりにいきましょう。』
JN「そうこなくっちゃ！」
オッパの願い通り、婚姻届をその日のうちに提出して、私たちは夫婦になった。
そして、せっかちなオッパによって、次の日には荷物を全部オッパの家に運び、オッパの宣言通り、私はオッパの家で住むことになった。
私の左手薬指には、オッパとお揃いの結婚指輪が輝いている。
『結構時間かかりましたね。
もう、くたくたです。』
お風呂から上がり、髪を乾かして大きなベッドに寝転ぶ。
待っていましたとばかりに、オッパが私にとびついてくる。
『え、今日もするんですか！？
昨日、新婚初夜だからって、散々・・・！！』
JN「今日は一緒に暮らし始めた初日だよ？」
ジニオッパはニッコリ笑って、私の服の裾から手を忍ばせる。
年上のはずなのに、この体力はどこから出てくるんだろう。
今日、引越しを手伝ってくれて、オッパも疲れているはずなのに。
私はオッパの手を掴んで軽く抵抗する。
昨日は一晩中抱かれ続けたし、今日は寝不足のまま引越し作業をしたので、私に体力は残っていない。
けれど、オッパに口付けをされ、唇を食べられているうちに、少しずつドロドロに溶かされていく。
疲れているのに・・・と思っていた私はどこかへ消え、今はもっとオッパを感じたいと、必死にオッパにしがみついている。
これだから、私はチョロいんだ。
JN「ふふ、A、可愛い。」
オッパが私を見て、目を細める。
『そんなに、見ない・・・っでください。
恥ずかしいです・・・っ、』
JN「Aってさ、ここ、弱いよね。」
オッパは私の弱いところばかりを攻めてくる。
体は甘く痺れ、恥ずかしさより気持ちよさが頭の中を埋め尽くす。
JN「もっともっと、気持ちよくなって。
僕を感じて？
僕はたくさん、Aを甘やかして・・・」
オッパが耳元で囁く。
いつもより低い声に、背中がゾクリとする。
JN「ドロッドロに溶かして、食べてしまいたいんだ。」
オッパの愛に、今日も食べられてしまう。
甘やかして溶かして食べたい。[完]
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JinJin(プロフ) - 真剣なのに、ちょっと笑えるジンくんの恋愛奮闘記の中に、切なさも入ってて、そうかと思えば愛し合ってる時の様子は生々しくて、とっても忙しくてのめり込むお話でした。ジンペンなので、ジンくんとの話をこんなに素敵に書いて下さることが嬉しくてたまりません！💜 (2022年7月31日 1時) (
レス) @page33 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
線画ペン。 - ユラさん最低だと思ってたけど最後ちょー好き！！！ネバネバしつこい女とは違かったぁ！(しつこいけどね。) あ、作品めっちゃ好きです。やっぱジン君好き。 (2021年11月23日 23時) (レス) @page28 id: a5ff14c25a (このIDを非表示/違反報告)
ミン - もう読んでる間これ以上ないくらい幸せでした。本当に最高でした。またソクジンメインで書いて頂けたら嬉しいです！！ (2020年12月21日 19時) (レス) id: 3121fdf008 (このIDを非表示/違反報告)
ぺう(プロフ) - 最高でした……。ありがとうございました。 (2020年3月30日 4時) (レス) id: d974314b76 (このIDを非表示/違反報告)
ぴお(プロフ) - 初めまして、こちらのお話読ませて頂きました！ジンペンのわたしにはとってもきゅんきゅんするお話で･･･！素晴らしい作品ありがとうございました(*^^*)これからも作品の更新頑張ってください！ (2020年3月10日 12時) (レス) id: 02d3824596 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年12月22日 11時
