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JN「うん、凄い、幸せ。」
目を閉じたままふにゃりと笑うジニオッパに胸がときめいてしまう。
本当にこの人、年上なのかな。
可愛すぎる・・・。
私はそんな可愛いオッパの唇に自分からキスをする。
『朝ごはん作りますね。』
今更自分がしたことが恥ずかしくなって、慌てて布団から出ようと体を起こす。
しかし、すぐに伸びてきた手に捕まった。
JN「全然足りない。」
すぐに布団に引き戻され、オッパに唇を奪われる。
先ほどまでの眠い可愛いオッパはどこにいったのでしょう。
思う存分、キスを降らしたオッパは満足そうな顔で朝ごはんを作っている。
私はというと、また過保護なオッパに、座らされている。
『オッパー、私も手伝いますー。』
JN「ダメ！！昨日たくさん無理させたから、Aのことは全部僕がするの！」
そんなにダメージないし、そうならないように、たくさん優しくしてくれていたのはオッパでしょ。
すぐに退屈になって、料理をするオッパの横に並ぶ。
JN「ヤー！何で立ってるの！！座っていなよ。」
『座っていたら、オッパの近くにいられません。
私はオッパの近くにいたいんです。ダメですか？』
そう言えば、耳を真っ赤にしているジニオッパ。
JN「だ、ダメなわけがないだろう？すぐできるから。僕の隣にいて。」
変態なのか純情なのか、よく分からないけれど、そういうところも好きです。
さすが元料理人。とても手際が良く、ついつい見入ってしまう。
私、そんなに早く包丁使えない・・・。
JN「え、何落ち込んでるの。」
『あ、いや・・・私、包丁上手に使えないなぁと思って。』
JN「僕が作るから、上手に使えなくても良いじゃない？」
『いや、でも、そういうわけには。』
JN「A。お嫁さんになっても、今のままのAでいいんだよ！」
にっこり微笑んでそう言うオッパ。
『お嫁さん・・・？』
JN「今すぐに・・・ではないけどね。
あ。そうそう・・・」
オッパは手を止めて、自分の鞄の方に歩いて行き、何かを取り出して戻って来る。
JN「はい、手を出して？」
『え、なんですか？』
JN「いいから、早く！！」
ジニオッパに急かされ、おそるおそる右手を差し出すと、薬指にスッと輪っかをはめられる。
『・・・え？』
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年12月9日 0時
