甘やかして溶かして食べたい。2【JN】 (ページ29)

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JK「ジミニヒョン、帰りましょう。これ以上ここにいるのは野暮ってものなんでしょ？」

JM「お前、野暮って言葉覚えたの？成長したね。
お姉さん、僕等に送って行かせてください。」

「あら、良い子たちね。
タクシーを拾うから、そこまで送っていただけるかしら？
Aさん、今度またご飯でも食べましょうね！
ジンがまたなんか馬鹿なことしたらいつでも言ってね！」

ジミンとジョングクとお姉さんは３人並んで帰って行った。

残された私とオッパは、なんとなく気まずくて、２人でクリスマスツリーを見上げる。

先ほどまでただの木にしか見えなかったのに、今はこんなに綺麗に輝いて見える。

誰と見るかによって、こんなに違うものなんだ。

JN「・・・A、本当にごめん。たくさん、寂しい思いをさせちゃったよね。」

『それはまぁ・・・かなり寂しかったですけど。
でも、思う存分、甘やかしてくれるんですよね？』

そう言えば、オッパはニヤリと笑う。

JN「もちろん。
それに、Aに触れたくて触れたくてずっと、仕方がなかったんだ。
今夜は寝かせてあげられないけど、それは僕に愛されてしまったAにも責任があるんだから、僕の愛を全身で受け止めてよね。」

低く甘い声で耳元で囁かれれば、途端に全身にビリっと電気が走ったように痺れる。

オッパ、今日ばかりは、私もオッパの愛を存分に感じたいようです。

指を絡めて手を繋ぎ、十分に会えていなかった間のことをお互いは話しながら、私の家までの距離を歩く。