甘やかして溶かして食べたい。2【JN】 (ページ25)

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75. ページ25

JM「２人ともどうしたの？え・・・なんでヒョンがいるの？」

ジミンも目を丸くしてその光景をじっと見ている。

『・・・あぁ。そうだよね。
クリスマスは、やっぱり恋人と過ごすよね。
そうだよねぇ。』

私はオッパの方に背を向け、歩き出す。

JK「ちょっと、帰るの！？あのままでいいの？」

『いいも何も、そういうことだよ。
結局、オッパには別の綺麗な彼女がいたんだよ。
まさか、オッパに騙されるとは思わなかったけど。』

私は大丈夫だよ。こんなの慣れているよ。

そう強がって笑ってみるが、２人の表情は涙で歪んで見えない。

JM「っ・・・ちょっと、僕話してくる。」

『やめて。惨めになるだけだから。』

JM「でも・・・許せないよ。
Aを傷つけるのは、例え社長でも許さない。」

ジミンは今にも殴りに行きそうな雰囲気で拳を握りしめている。

『大丈夫だから・・・ね。』

初めて愛されていると思った。

初めて人を愛したと思った。

オッパと付き合えて良かったと本気で思っていた。

これだから、恋はしたくないんだ。

ジミンは私の表情を見て、辛そうに顔を歪める。

ふと気づくと、私の支えてくれていたジョングクの姿が見えない。

不思議に思って周りを見渡すと、オッパの前に立っているではないか。

あいつ！！！！！勝手なことを！！！！！

(73、74話が非公開になっており、話が飛んでしまっていました。
読みづらくなってしまい、申し訳ありませんでした。
現在は公開しています。)