69. ページ19
JK「大体は分かりました。
なんだろ、ヒョンの顔見るとすごくイラッとします。」
JN「どういうことだよ。」
JM「でも、アイツのことも解決して良かったよ。
安心した。
これ以上Aの人生無茶苦茶にしたら、僕、あいつに何したか分からなかったからさ!」
『え、そっちの心配?』
ジミンはニコニコと糸目で天使の微笑みを見せてくれているが、怒ったジミンを知っている私からすれば、ジミンが犯罪者になりかねないので、これで本当に良かったのだ。
私たちは遅くまで笑い合い、日付が変わる手前で解散した。
『オッパ、今日泊まりますか?』
JN「そうするよ。
僕はAのお世話をするって言ったからね。」
『いや、してくれなくても良いんですけど。』
JN「なんなら、体洗おうか?髪洗おうか?一緒にお風呂入る?」
『大丈夫ですよ。1人で入れます。』
JN「えー!でも、僕はAのお世話をしたい!」
私のためのお世話というより、オッパのためのお世話な気がするけど、凄い膨れっ面をしているから、髪を乾かすという条件で、お風呂は1人で入れることになった。
私の髪を乾かしているオッパは、本当に嬉しそうに微笑んでいる。
鏡越しに、そんなオッパを見る。
オッパが笑っていると、私も嬉しい。
この人と付き合う日が来るなんて。
オッパと出会ったばかりの頃の私に言ってやりたい。
私はオッパと付き合えて幸せだよと。
JN「ねぇ、そんなに見られると照れるんだけど。」
鏡越しに私の顔を見てくるオッパ。
どうやら、ずっと見ていたことに気づかれていたらしい。
JN「気持ちは分かるけどね。
僕はワールドワイドハンサムだから。」
『・・・ん?』
ワールドワイド・・・なんだ?
聴き間違いかな?
JN「ワールドワイドハンサム!」
『あぁ、聞き間違いであって欲しかった。』
JN「変なこと言うね。
こんな簡単な英語、聞き間違えるわけがないだろう?」
そういう問題ではなくてですね。
まぁ、いっか。
結局、オッパは寝る時まで私の世話をやき、一緒に眠る時には、私を抱きしめ、私の腰のあたりをさすり続けた。
好きな人の温もりを感じながら寝るのは、とても幸せな気持ちだった。
2358人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まゆう | 作成日時:2019年12月9日 0時