甘やかして溶かして食べたい。2【JN】 (ページ15)

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JN「えっと・・・話って何？」

『話・・・あ、そうでしたね。
話をするんでした。』

覚悟は決めたものの、緊張してしまって頭が真っ白になる。

そんな私を見て、オッパは目を細めて笑う。

JN「あの時と同じだ。緊張したら涙が出るんだね。」

オッパは私に近づき、私の頬に触れる。

そのオッパの手の温もりに涙が溢れる。

JN「そんなに、緊張しないで？どんな話でも僕は受け止めるよ。
それが例え、フラれる話でも。」

微笑むオッパの瞳の奥は小さく揺れている。

オッパのそんな悲しい顔が見たいのではない。

オッパの笑顔が見たいのです。

私は思い切って、オッパの唇に唇を重ねる。

自分からキスをするなんて生まれて初めてだ。

恥ずかしさで、どうにかなってしまいそうだ。

JN「・・・え？」

オッパは目を丸くして私を見つめる。