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JK「いや、怒りはしないですよ。
ヌナが辛いの我慢しながら俺たちといてくれたの、分かってるんで。
まぁ、しばらく落ち込みますけど。
あと・・・テヒョンイヒョンなんて、大泣きです。」
『・・・え？テヒョンが！？』
JK「男が、おいおい言いながら大泣きです。
あ、俺は泣いてませんよ。
どうせ、ここにいるんだろうってのは分かってたんで。」
淡々と話すグク。
私は先程のテヒョンの話が衝撃的すぎて、口をぽかんと開けてしまう。
JK「ヌナ、顔がやばいです。」
『うるさい。
なんでテヒョンが泣くの？喜ぶはずでしょ？
だって、私のこと嫌いなんだから。』
自分で言ってて悲しくなってきて、また涙が追加される。
JK「嫌いじゃなかったってことじゃないですかね。
俺が話せるのはここまでです。
あとは、ヌナとヒョン次第。
俺、意地悪なので・・・」
ニヤリと口角を上げ、笑みを浮かべるグク。
いや、全く訳分からん。
グクの言う通り、私のことを嫌いじゃなかったにしても、オンニを好きなことには変わらない。
JK「ヌナも、言えばよかったのに。
自分の気持ち。」
『でも、それだとテヒョンが困るだけ。』
JK「恋愛なんてものは、相手を困らせてなんぼなんですよ。
チョン・ジョングク理論で言うと。」
『へ、へぇ・・・』
JK「あっちだって、困らせまくったんだから。
いいんですよ、困らせて。」
『でも・・・』
JK「まぁ、ヌナが意気地無しなのは分かってたことです。
今すぐ、テヒョンイヒョンに気持ちを伝えろとも、マネージャーに戻れとも言いません。
俺は、元々言っていたでしょ？
マネージャーを続けるのは反対だって。
個人的に会ってくれたらそれで良い。」
グクは私の新しい携帯を勝手につついている。
待て。パスワードかけたはずなんだけど、何でつつけているの？
不思議に思っていると、その視線に気づいたグクが、ふっと笑う。
JK「ヌナ。誕生日をパスワードにするのは勧めませんよ。
すぐバレちゃいます。」
忘れないようにと、自分の誕生日をパスワードにする癖がある私。
そんなところまでお見通しか。
恐るべし、チョン・ジョングク。
JK「はい、これ。俺の番号とカトク登録し直しました。
俺の方にも入れたんで。
頻繁に会ってくださいね。
連絡もくださいよ？
俺はヌナがいないと頑張れないんで。」
ニコッと笑うグク。
ああ、この人には適わないなぁ。
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ここまる(プロフ) - まゆうさんの小説全部大好きなのですが、やっぱりこの作品が1番大好きです(*^^*)何回も読み返しちゃいます。文才素晴らしすぎてほんとに天才だと思います！！いつも素敵な作品をありがとうございます(o^^o) (2020年12月3日 20時) (
レス) id: 3c8b97a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
uk(プロフ) - 一気に読ませていただきました。とっても切なく何度涙を流したか。素敵な作品に出会えて嬉しいです。他のお話も楽しませていただきます、ありがとうございます。 (2020年10月6日 16時) (レス) id: 7eeed36c19 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - ヤバすぎ！胸がキュウと締めつけられました。涙が止まらなかったです。 (2020年9月18日 12時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
#Hazuki_°｡(プロフ) - このお話すごく感動しました…！途中でジョングクが、最後の意地ってあったじゃないですか…あれでもう…泣きました…すごい文才をお持ちで…面白かったです！ありがとうございました！ (2020年1月11日 12時) (レス) id: 6acf6e12b1 (このIDを非表示/違反報告)
きらら - このお話すごく大好きです！とても感動しました！！ありがとうございました。。 (2019年12月18日 21時) (レス) id: d195d3ea68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年11月22日 23時
