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『おはようございます、テヒョンさん！』
病室へ入れば、私をじっと睨むテヒョン。
どんだけ私のことが嫌いなんだ。
そうは思っても、私はそれに気づかないふりをして、いつも通りを装う。
TH「なんでお前なの？」
『マネージャーだから？』
TH「ウィジンヌナは？」
仕方ないとは分かっていても、彼の口から出る他の人の名前に心は痛む。
けれど、オッパたちと約束した。
今のテヒョンの口から出てくるどんな言葉も、真面に受け取らないこと。
今のテヒョンもテヒョンだけど、テヒョンじゃない。
うん、訳分からないね。
『オンニは、オッパたちの方に付き添ってます。
今日はその約束だったので。』
TH「お前があっちに行けば良かったのに。」
『私だって、あっちが良かったですよ。
こんな陰気臭いところなんかより。』
負けじと言い返してやる。
病室のカーテンを開ければ、眩しすぎるくらいの素敵な陽の光が陰気臭い病室に差し込んでくる。
テヒョンは驚いたように目をパチクリさせ、ふっと笑う。
TH「お前、すごい生意気。」
『初めて言われました、そんなこと。
それより、実は同い年なんですよ、私たち。』
ベッドの近くの椅子に座り、買ってきた本を渡す。
雑誌を買おうと思ったけど、今はどの雑誌にもテヒョンの事故のことが書かれている。
あまり思い出さない方が良いだろう。
ということで、ウサギの写真集なんかを買ってみた。
TH「なにこれ。」
『ウサギですよ。見てわかりませんか？』
TH「聞いているのはそんなことじゃない。」
『あぁ！だって、一日中病室にいるの、暇じゃないですか？
そう思って、買ってきました。』
TH「なんでウサギ・・・？」
『いやー、グクに似てるかなぁと思って？』
あの可愛いマンネは、ウサギに似ていると思う。
あの丸い目に小さな口。
ご飯をもぐもぐ食べるところ。
あと、寂しがり屋なところも！！
私には弟なんていなかったから、私にとって懐いてくれているグクはとても可愛くて大切な存在だ。
TH「・・・お前、ジョングクが好きなの？」
テヒョンの冷たい声が聞こえる。
慌てて見れば、少し和らいで来たかと思えた表情も、イライラしているのが滲み出てきている。
『いや、そりゃあ、好きですけど。』
TH「お前、そうやってジョングクに近づく為にマネージャーになったわけ？
それなら、直ぐにやめろよ。迷惑。」
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マミ(プロフ) - 切なすぎる…！！どうなるの主人公ちゃんとテテ！！更新心待ちにしています。 (2019年11月18日 14時) (
レス) id: 53c4af20ee (このIDを非表示/違反報告)
maleeha baig(プロフ) - めっちゃすき！最高新しいの待ってます！ (2019年11月16日 21時) (レス) id: 55b7b5f843 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ子 - やばたん！面白い！更新、待ってます！テテや、過去に一体何が！？��(ﾟДﾟ) (2019年11月15日 22時) (レス) id: 8d4e6e492e (このIDを非表示/違反報告)
チムチムが好きな甘い砂糖のライオン - ジョングクのたくらみ2からとんできました!!作者さんの書く話は、全部面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年11月15日 16時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 2人にどんな過去があったのかめちゃくちゃ気になります…更新楽しみにしてます！！ (2019年11月14日 23時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年11月13日 16時
