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今から事務所に行っても、とっくに終業時間は過ぎているし、誰かのせいで朝から続く体のだるさはまだまだ継続中なので、今日はゆっくりしよう。
グクと別れ、自分の部屋まで行くと、部屋の目の前には不機嫌な彼。
『・・・テヒョン。』
TH「どこ行っていたの？」
不機嫌だが、その瞳は悲しそうに揺れている。
『別に・・・テヒョンには関係ないよ。』
私はできるだけテヒョンの瞳を見ないようにしながら鍵を開ける。
瞳を見てしまえば、また、私は自分の中の弱さに負けてしまう。
テヒョンは当たり前のように、開いた私の部屋に入ってくる。
そして、入るなりすぐに、私を壁に押し付ける。
『・・・何？』
TH「ジョングクと、どこへ行っていたの？」
『グクの用事に付き添っただけ。私はマネージャーだから。』
私は視線を逸らしながら答える。
TH「嘘。
なんで俺の目を見ないの？ちゃんと見て喋ってよ。」
『そういうテヒョンは、ウィジンオンニのことばっかり見てるくせに。
私のことなんてどうだって良いでしょ？
放っておいてよ。』
私はテヒョンを押しのける。
TH「今、ヌナは関係ないだろ。」
『関係ある。
オンニのことが好きなのに、なんで私に構うの？
なんで、私はあなたとオンニのことをずっと見ていないといけないの？
今日だって、見たくなかったのに。』
ブランコに揺られ続けた私は、かなり強気になっているらしい。
思っていることを次々とテヒョンに言ってしまう。
TH「ずっと見ててよ。
ずっと、俺のことだけを見ててよ。
ジミンなんか見なくて良い。ジョングクを見なくて良い。
俺だけを見ていてよ。
例え、俺がヌナといる時でも。」
『随分自分勝手な要求だね。
私はテヒョンの物じゃない。』
私はテヒョンを睨む。
そうすれば、自然と目が
合い、テヒョンの瞳に映る自分の顔が見える。
今にも泣きそうな顔をしている。
グクが言っていたのはこの顔か。
なるほど、グクも心配になるわだ。
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マミ(プロフ) - 切なすぎる…！！どうなるの主人公ちゃんとテテ！！更新心待ちにしています。 (2019年11月18日 14時) (
レス) id: 53c4af20ee (このIDを非表示/違反報告)
maleeha baig(プロフ) - めっちゃすき！最高新しいの待ってます！ (2019年11月16日 21時) (レス) id: 55b7b5f843 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ子 - やばたん！面白い！更新、待ってます！テテや、過去に一体何が！？��(ﾟДﾟ) (2019年11月15日 22時) (レス) id: 8d4e6e492e (このIDを非表示/違反報告)
チムチムが好きな甘い砂糖のライオン - ジョングクのたくらみ2からとんできました!!作者さんの書く話は、全部面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年11月15日 16時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 2人にどんな過去があったのかめちゃくちゃ気になります…更新楽しみにしてます！！ (2019年11月14日 23時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年11月13日 16時
