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私は手を洗って、コップを２個取り出し、お茶とコーラを注ぐ。
癖だ。
冷蔵庫には必ずコーラを常にストックしている。
それは、彼がコーラが大好きだから。
離れても、私は未だにコーラをストックしている。
まぁ、まさかそれを本人に出すことになるとは思わなかったけど。
TH「ねぇ。」
『なに？』
コーラとお茶を持って、テヒョンのいる部屋に行けば、彼はベッドの近くにある棚の上をじっと見ている。
何か置いていたっけ？
考えれば、すぐに思い出す。
やっばい・・・
TH「この指輪、どうしたの？」
『え、あ！自分で買ったの！！』
テヒョンに貰った婚約指輪を、そこに置いているんだった。
それだけは、片付けられなくて・・・まさかテヒョンが来るとは思わないでしょ。
私はさっと、箱を奪い取る。
TH「それ、婚約指輪？」
『だから、自分で買ったんだってば。』
TH「でも、Aへって書いてある。」
そう、あなたの字でね！！
私は動揺しているのがバレないように、平然を装う。
『はい、これ、コーラ。どうぞ。
好きだよね。』
TH「ねぇ。聞いてんだけど。
それ、婚約指輪？
誰に貰ったわけ？」
テヒョンが不機嫌そうに近寄ってくる。
『て、テヒョンには関係ないでしょ。』
TH「はっ？あるでしょ。
もし、Aに婚約者がいるなら、壊しがいがあるよね。
その婚約者のことが考えられないくらい、俺の事考えてればいい。」
テヒョンは私から箱を奪う。
『いや、返してっ！』
TH「嫌だ。」
『それしか、それしかないから。
私にはもう、それしかないから。』
テヒョンが私を愛してくれていたという唯一の証。
まぁ、それを今持っているのもテヒョンなんだけど。
私はあなたからその指輪を渡されたかった。
指輪をはめてもらいたかったの。
テヒョンは近寄ってきて、私の頬をそっと舐め上げる。
『やっ、何するのっ！？』
TH「ん？泣いてたから。」
私は知らないうちに泣いていたらしい。
テヒョンはもう片方の頬もペロっと舐める。
この人、犬か何かなのかな。
『舐めないでよ。』
TH「俺じゃないやつのために流す涙はいらない。」
テヒョンはそう言えば、私の唇に軽くキスをする。
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マミ(プロフ) - 切なすぎる…！！どうなるの主人公ちゃんとテテ！！更新心待ちにしています。 (2019年11月18日 14時) (
レス) id: 53c4af20ee (このIDを非表示/違反報告)
maleeha baig(プロフ) - めっちゃすき！最高新しいの待ってます！ (2019年11月16日 21時) (レス) id: 55b7b5f843 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ子 - やばたん！面白い！更新、待ってます！テテや、過去に一体何が！？��(ﾟДﾟ) (2019年11月15日 22時) (レス) id: 8d4e6e492e (このIDを非表示/違反報告)
チムチムが好きな甘い砂糖のライオン - ジョングクのたくらみ2からとんできました!!作者さんの書く話は、全部面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年11月15日 16時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 2人にどんな過去があったのかめちゃくちゃ気になります…更新楽しみにしてます！！ (2019年11月14日 23時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年11月13日 16時
