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テヒョンは何を考えているのか、前髪をかきあげ、何度もため息をついている。
そこへ、宿舎の玄関が開き、ドタドタと騒がしい音が聞こえる。
JK「ヌナ！！大丈夫ですか！？」
『あ、グク。おかえりなさい。』
どうやら、私が行けない間に無事収録が終わり、帰ってきたらしい。
マネージャーとしての業務ができなかったじゃないか。
JK「テヒョンイヒョン、おかえりなさい。」
TH「ありがと。」
JK「・・・2人しておでこどうしたんですか。」
グクが疑いの眼差しで私たちのおでこを交互に見る。
『え、あ・・・たまたま正面衝突しちゃって。』
JK「ヒョンとヌナの身長差があって、なんでそんなぶつかり方してるんですか。」
確かに！！
テヒョンを見れば、我関せず顔で食べ終えたチャプチェのお皿を流し台の所へ運んでいる。
お前のせいだよ。
『世の中何が起きるか分からないからね。』
JK「急に何ですか。
ヌナ、俺とちょっと話せますか？」
『うん。話そう。』
私はグクと一緒にグクの部屋へ行く。
部屋を出ていく時に視界の端に映ったのは、私を睨むテヒョン。
怖かったので、気付かないふりをしよう。
また機嫌が悪くなっちゃったかな。
JK「汚いですけどどうぞ〜」
『いや、前来た時より綺麗だよ。』
昔から宿舎にはよく来ていたし、グクの部屋とテヒョンの部屋には特によく遊びに行っていた。
一緒にゲームしたり本を読んだり話をしたり。
『他のメンバーは？』
JK「置いてきました！
ヌナ、電話に出ないから、俺心配になって、先に帰って来たんですよ。
タクシーつかまえて。」
『あぁ、ごめん。気付かなかった。』
ごめん、テヒョンに奪われてた。
JK「まぁ、いいです。
テヒョンイヒョンとどうですか？」
『相変わらず、イライラするって言わられるしよく睨まれるし、すぐ不機嫌になるし。
なんでこう、嫌われてるんだろう。』
グクの前では、涙が出る。
好きな人にあんなこと言われ、あんな態度をされ、あんな酷いことをされ。
それでも嫌いになれないのだから、私はそうとうテヒョンに惚れているのだろう。
グクは私の頭を優しく撫でる。
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マミ(プロフ) - 切なすぎる…！！どうなるの主人公ちゃんとテテ！！更新心待ちにしています。 (2019年11月18日 14時) (
レス) id: 53c4af20ee (このIDを非表示/違反報告)
maleeha baig(プロフ) - めっちゃすき！最高新しいの待ってます！ (2019年11月16日 21時) (レス) id: 55b7b5f843 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ子 - やばたん！面白い！更新、待ってます！テテや、過去に一体何が！？��(ﾟДﾟ) (2019年11月15日 22時) (レス) id: 8d4e6e492e (このIDを非表示/違反報告)
チムチムが好きな甘い砂糖のライオン - ジョングクのたくらみ2からとんできました!!作者さんの書く話は、全部面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年11月15日 16時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 2人にどんな過去があったのかめちゃくちゃ気になります…更新楽しみにしてます！！ (2019年11月14日 23時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年11月13日 16時
