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TH「嫌だ。俺の前で携帯触るのが悪い。目障り。」
『仕事のやりとりしてるんだから、仕方ないでしょ？』
TH「今あんたといるのは俺だよね？」
何故、私はテヒョンに説教されてるんだろう。
納得いかないけど、面倒臭いので、とりあえず聞き流すことにした。
TH「なんかさ、あんた、前世で俺になんかした？」
『凄い話の曲がり方ですね。』
TH「なんで、あんた見てるとイライラするんだろ。」
チャプチェを食べ終えたテヒョンが、私を見つめながら真剣にそう言う。
面と向かってイライラすると言われることなんて、そうそう無い。
私だって、なんでこんなに嫌われているのか知りたい。
イライラするって、それってもう生理的に無理ってことだよね。
その事実にかなり胸を深く抉られる。
考えないようにしてたんだけどなぁ。
さすがに悲しくなって涙が出そうになるので、立ち上がる。
もう、さすがに今日は帰ろう。
『・・・もう、帰りますね。
これ以上、イライラされたくないので。』
TH「帰さないけど。
俺、お前を壊すって言ったよね？」
テヒョンは私の携帯を取り出す。
テヒョンの手の中で私の携帯は震えている。
画面にはジョングクと表示されている。
グクから電話だ。
『返してください。』
TH「やだ。
お前、やっぱりグクの女なわけ？
じゃないと、マネージャーなりたてなのに、個人的に電話するくらい親密にならないよね。」
『違いますってば。電話くらいしますよ。
迎えに来てだとかスケジュールのことだとか。』
TH「俺とはしないのに？」
『入院してたし、電話するタイミングなんてなかったでしょ！』
携帯に手を伸ばせば、その手を掴まれてそのまま引き寄せられる。
唇が触れそうなくらいの至近距離に、テヒョンの綺麗な顔がある。
相変わらずの整った顔で、妖しく笑うテヒョン。
私の携帯の震える音が静かな部屋に響く。
お互い見つめ合ったまま、どちらも動かない。
ゴクリと唾を飲み込む。
TH「舌出して？」
『なんで。』
TH「早く。」
テヒョンは低い声で私を急かす。
それが怖くて、私は少しだけ、舌先を出す。
TH「足りない。もっと。」
『・・・』
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マミ(プロフ) - 切なすぎる…！！どうなるの主人公ちゃんとテテ！！更新心待ちにしています。 (2019年11月18日 14時) (
レス) id: 53c4af20ee (このIDを非表示/違反報告)
maleeha baig(プロフ) - めっちゃすき！最高新しいの待ってます！ (2019年11月16日 21時) (レス) id: 55b7b5f843 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ子 - やばたん！面白い！更新、待ってます！テテや、過去に一体何が！？��(ﾟДﾟ) (2019年11月15日 22時) (レス) id: 8d4e6e492e (このIDを非表示/違反報告)
チムチムが好きな甘い砂糖のライオン - ジョングクのたくらみ2からとんできました!!作者さんの書く話は、全部面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年11月15日 16時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 2人にどんな過去があったのかめちゃくちゃ気になります…更新楽しみにしてます！！ (2019年11月14日 23時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年11月13日 16時
