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【YOU side】
私をハッキリと分かりやすく拒絶したテヒョン。
こうなるとは分かっていても、覚悟はしていても、やはり苦しい。
心臓が捻り潰されたくらい痛い。
涙が出そうになるのを必死に堪える。
この道を選んだのは私だから。
テヒョンの切れ長で綺麗な瞳が私をじーっと見つめる。
あの瞳に何度見つめられたことだろう。
あの瞳から、逃げきれた試しはない。
“A、愛してる”
私もよ、テヒョン。
だから、簡単には諦めない。
たとえ、テヒョンが私のことを忘れていても。
テヒョンが寝たのを確認して、みんなで病室を出る。
YG「お前、大丈夫か？」
『大丈夫ですよ。オッパたちは心配しすぎなんです。』
JM「よく言うよ、あんなに泣いてたくせに。」
『あれは、涙では無いです。』
JN「A、僕達の前では強がらなくて良いよ。」
ジニオッパが、目を細めながら私を撫でる。
今大人気のBTS。
私はそのグループがデビュー前から一緒に頑張ってきたマネージャーの妹だった。
オッパに連れられ、何度も練習を見に行ったし、何度も一緒に話した。
なので、私とメンバーは兄弟のように仲が良い。
同世代の人たちがあんなに頑張っている姿を見れば、私も応援したくなった。
けれど、まだ学生だった私が彼らのためにできることは、応援することだけだった。
それと、たまに話を聞くことくらい。
そんな毎日がもどかしくて、私は20歳を越え、他のグループのマネージャーをすることになったオッパの代わりにBTSのマネージャーをすることになった。
今まで応援することしかできなかった彼らの為に動けるのはとても嬉しかった。
そして、それは私と同い年だった彼に関しても一緒。
強がりな彼をずっと傍で支えたかった。
どんなに辛くても笑っている彼の泣ける場所になりたかった。
今は傍にいることは難しいけれど。
けれど、いつか元に戻れると信じて、私はもう一度初めましてから始めることにした。
新しいマネージャーとして。
ふと、血だらけのテヒョンが脳裏に浮かぶ。
思わず目を瞑る。
すると、大きな手が頭に乗っかる。
JK「ヌナ、またいけないこと考えてる。」
グクは悲しそうな目をしている。
年下のグクに心配かけて、私はダメなマネージャーだ。
マネージャーなのだから、しっかりしなければ。
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マミ(プロフ) - 切なすぎる…！！どうなるの主人公ちゃんとテテ！！更新心待ちにしています。 (2019年11月18日 14時) (
レス) id: 53c4af20ee (このIDを非表示/違反報告)
maleeha baig(プロフ) - めっちゃすき！最高新しいの待ってます！ (2019年11月16日 21時) (レス) id: 55b7b5f843 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ子 - やばたん！面白い！更新、待ってます！テテや、過去に一体何が！？��(ﾟДﾟ) (2019年11月15日 22時) (レス) id: 8d4e6e492e (このIDを非表示/違反報告)
チムチムが好きな甘い砂糖のライオン - ジョングクのたくらみ2からとんできました!!作者さんの書く話は、全部面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年11月15日 16時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 2人にどんな過去があったのかめちゃくちゃ気になります…更新楽しみにしてます！！ (2019年11月14日 23時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年11月13日 16時
