BTSの天才ヨジャマンネ Ⅱ (ページ48)

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喧嘩ページ48

『なんで分かってくれないの？！』

TH｢は？いや、逆になんでダメなの？今まで言ったことないくせに。そんくらい良いじゃん。｣

『はぁ…もういい。テヒョナなんか大っ嫌い！』

扉をドンッと閉めて、部屋を飛び出した

喧嘩なんていつぶりかな？

ちょっとした言い合いなら、少しはあった

付き合って、もうすぐで3年

デビュー当時より成長した私たち

テヒョナはかっこよくてモテモテで

ヨジャアイドルから声を掛けられることも沢山

私が彼女なのに

もう薄々気づいてる人もいるかもしれないけど

喧嘩の原因は “嫉妬”

テヒョナは何も考えてないかもしれない

連絡先は断るけれど、強く推されれば交換するし、ご飯だって行く

その積もり積もった心のモヤモヤが爆発した感じ

－TH｢今まで言ったことないくせに｣

そりゃ言わないよ

負担になりたくないもん

－TH｢そんくらい良いじゃん｣

私は連絡先も交換しないし、ご飯だって行かない

2人で行くのはジョンデオッパだけ

こんな風に嫉妬するのは、私が子どもなだけ？

テヒョナは私がどう思ってるのかとか気にしないのかな？

『はぁ…』

JK｢どうした？｣

『あ、グクオッパ』

JK｢……喧嘩した？｣

『うん…』

JK｢そっか｣

これ以上何も聞いてこないのは、グクオッパの優しさ

これだからイケメンは

JK｢Aには、ちゃんと力になってくれる人が沢山いるだろ？｣

『グクオッパは？』

JK｢俺が力になれるなら、もうなってる｣

『なれると思うけど』

JK｢俺より身近にいるだろ？｣

－Aのことを、ちゃんと理解してる他人

そう言って、グクオッパは他のオッパのところに行った

私の力になってくれる人

そんなの1人しかいないじゃん

私はグクオッパの変装道具を借りて、宿舎を出た