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＊ -BH side- ページ24
それからはよく覚えてないけど、夢を見た
どこからか飛んできた蝶が、俺を君の元へ連れて行ってくれる夢
夢の中で、俺を見て微笑むAに思った
この腕に閉じ込めたい
俺だけのものにしたい
朝が来ても、何が起きても、
俺の前から消えないで
ずっと俺の前で笑っていて…
目が覚めればいつもの天井が広がっていた
BH｢…ふぅ｣
唇にふと手を当てる
BH｢柔らかかったな｣
思い出せば恥ずかしくなる
寝たら頭がスッキリした
昨日悩んでたくせにね
卑怯なほど無邪気な笑顔や、ズルいほど大人びた仕草に、悔しいほど堕ちていくから
もう迷うことなんてないじゃないか
BH｢絶対手に入れる｣
俺の心が、君を離そうとしないんだ
SE｢…何を手に入れるんですか？｣
BH｢起きてたのかよ！｣
SE｢さっき起きたんでとぅよ…｣
朝だから滑舌が余計悪いセフナは、何事もなかったように二度寝してしまった
ビックリさせやがって！！
今日は午後から仕事だし、まだまだ時間があるけど、寝る気にはなれなかった
BH｢よし、散歩行こう！｣
黒いマスクに黒いキャップ
傍から見れば完全なる不審者になって、近くの公園へ向かう
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作者名：ﾍﾟｺﾍﾟｺ | 作成日時：2018年2月18日 22時
