にゃん60 ページ3
「おっ、小見やんおっとこまえ〜」
「どーだ、こないだ新しく買ったんだよ」
エビフライがくしゃみしてるTシャツに、男前も何もあるのだろうか
そういう疑問はとりあえず飲み込んでおく
夏祭り当日
蒸し暑さも夕方になってくると落ち着いてきて、祭りの盛り上がるタイミングでは、ほどよく涼しくなっているだろう
既に集まってるのは男ばかりで、みんなTシャツにジーパンと言うラフな服装だ
「あ、ごめん遅れたー」
「着付け時間かかっちゃって」
浴衣で現れた女性陣に、周りはどよめく
3人とも色違いの浴衣を着ていて、とてもよく似合っていた
「ほら男子、感想は」
「とてもお似合いでございます」
「苦しゅうないぞ」
茶種さんと目が合うと、えへへと微笑んだ
「赤葦さん、似合ってますか?」
「あの、すごく似合ってると思います」
首下でさらりと髪の毛が揺れて、慌てて目をそらす
まさかここで俺に聞かれると思ってなくて、口の中がカラカラと乾く
ありがとうございます、と笑う顔に街灯が反射した
「この支払いは男気じゃんけんでどうだ」
「よし、ノッた!あかーし、がんばろーな」
人を勝手に巻き込まないでください
俺は自分が食べる分だけ払いたいです
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空 - まあさん!あなたは天才ですか!?私にはこんな神作、作れません!マジ続きが気になります❗更新頑張ってください🎵応援しています❗ (3月25日 16時) (レス) @page15 id: 139b425bec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあ | 作成日時:2024年3月21日 20時