にゃん70 ページ14
「お、らあああああああ!!」
「っ、日向ボゲェ!」
気合で影山を抜き去り、また背中から追いついてこられるのを感じる
やっべえ、負けられねぇ⋯⋯!
練習終わってからちょっと走るって言ったら、影山もついてきた
なんだ、俺負けねぇからな!
気づいたら駅の方まで来ていて、だんだんと人が増えてくる
ぶつからねぇようにしないとっ
目の前の人が急に止まって、慌てて俺も速度を緩める
「あっ、ぶねえ!」
「えっ」
振り向いた顔に、俺は見覚えがあった
「お、Aだ!」
「翔陽、影山くん!」
「シャッス」
私服姿のAが小さな紙切れを持って立っていた
合宿の時に見てたジャージ姿とは違って、一瞬誰かわからなかった
「ちょうどいいところに!」
キラキラした目をこっちに向けて、紙切れを目の前に差し出した
「白鳥沢まで行きたいんだけど、案内してくれない?」
なんで、白鳥沢⋯⋯?
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空 - まあさん!あなたは天才ですか!?私にはこんな神作、作れません!マジ続きが気になります❗更新頑張ってください🎵応援しています❗ (3月25日 16時) (レス) @page15 id: 139b425bec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあ | 作成日時:2024年3月21日 20時