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沈黙があたりを支配した
古い時計の刻む音が、やけに大きく響く
「⋯⋯ごめん、」
わすれて
「やだ」
細くて折れそうな手首をつかんで噛みつくように唇を貪った
「んん、や、⋯⋯」
とろけるような瞳には、俺しか映っていない
今この瞬間には彼女の中に俺しかいないのだと思うと、言いようもない幸福感と優越感が俺を包み込んだ
俺だけ見てろよ
心のなか、ぜーんぶ俺に埋まっちまえ
ちゅ、と目元に優しくキスを落とす
こぼれ落ちてくるのをすべて掬いとるように、ひとつも取りこぼさないように
波が俺を呑み込む
荒れた海の中に、光が一筋、差し込んでいるような気がした
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まあ(プロフ) - 地獄の番人さん» ありがとうございます！これからもがんばります！ (3月11日 21時) (
レス) id: 32d641a401 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 面白かったです。スチ♡ (3月11日 21時) (レス) id: 7578fd3293 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあ | 作成日時：2024年3月11日 21時
