今日:16 hit、昨日:71 hit、合計:64,014 hit
小｜中｜大
にゃん32 ページ8
「やっくん頼むよ」
「夜久さんしかいないんです⋯⋯！」
こいつら⋯⋯
呆れてため息をつく
そんなに昨日のことが気になるなら、自分たちで聞けよ
俺に頼るんじゃねえ
「夜久様ボクたちにはあなたしかいないんです!!」
「あーもう鬱陶しいわ！」
結局先に折れたのは俺だった
「なあA」
へたれな後ろの奴らからグイグイと押されて仕方なく前に出る
貸し1つだからな
「昨日さ、えっと、お前のことを街で見かけたんだけど、うーん、一緒にいたのって誰なんだ？」
とりあえず、苦しい言い訳を絞り出す
嘘だってバレませんように
「あぁ臣くんともとやんのことですか？」
臣くんともとやん⋯⋯
やっぱり井闥山のあいつらだったか
そこでAは持っていたビブスのカゴを置くと、こちらに向き直って親指をグッと立てた
「マブダチです」
そんなキメ顔で言わなくても⋯⋯
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 681人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まあ | 作成日時：2024年3月9日 13時
