【HQ】猫だって愛されたい!! (ページ6)

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にゃん30 ページ6

「あーもしもし若利くん。久しぶり。いきなりで悪いんだけどさぁ、俺に幼なじみがいるって前話したじゃん。すごい馬鹿でめんどくさい奴なんだけど、そいつが若利くんに会いたいって言ってて」

いや全然断ってくれていいから。むしろ断ってくれ

「ちょっと臣くん余計なこと言わないで！」

横からの言葉を無視して聖臣は話を進めていく

「え、何？電話ぐらいしてもいい？⋯⋯いや若利くん考え直したほうがいいよ。余計な事は言わないか」

「どーもお電話変わりましたあ」

聖臣のスマホをぶんどるA

ギュッと眉根を寄せる聖臣を無視してニコニコと話を進めていく

俺はその会話に耳をそば立てた

「はじめまして、茶種Aって言います。佐久早聖臣の幼なじみです」

『ああ、話は聞いている。お前は俺を知っているのか』

「はい！月バリで特集記事、いつも読んでます！」

『そうか、ありがとう』

なんだウシワカ意外と優しいな

あのスパイクが嘘のようだ