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にゃん27 ページ3

ねえ臣くん、アイスたべたい

だめ、お前服汚すだろ



このやりとりを見続けて早数年


俺古森元也は慣れっこになり、ニコニコと笑顔で見守ることができる


「じゃあA、あそこで俺と2人でアイス食お」


「えーじゃぁもとやんのオゴリね」


「しゃーねーなあ」


「へへっ、やりい」




にこにこ笑う姿は、相変わらず可愛い


他の友達がいない音駒に行くって聞いた時は大丈夫かなと心配したが、持ち前の明るさのおかげが大丈夫みたいだ



「おいお前ら、俺を置いてくな。そしてお前はAを甘やかすな」


「だって臣くんアイスだめって言うんだもん」




ねー、と俺と腕を組むAをじっと睨む


言いたいことがあるんなら、ちゃんと言えばいいのに


ニヤニヤする俺をひと睨みし、「ほら、行くぞ」とバックを肩にかけ直してスタスタ歩いて行く



「もー臣くんは素直じゃないねえ」


ほら、見抜かれてるぞお前

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作者名:まあ | 作成日時:2024年3月9日 13時

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