今日:1 hit、昨日:71 hit、合計:63,999 hit
小|中|大
にゃん39 ページ16
ちらっ
ちらちら
さっきから視線がうるさい
無視しようとしたけど、どうにも気になる
「なに、言いたいことがあるんなら言えば」
「! ツッキー⋯⋯」
気づかれていないと思っていたのかビクリとした後、そろりと柱の影から出てきた
逆にそれで気づかないわけないデショ
どうにも居心地の悪い沈黙が僕らを包む
「あのさぁ、昨日ね、言い過ぎちゃったの。ごめんねツッキー」
言わなくていいことまで言ったよね
それにこうプライベートな部分とかもいろいろあるし、私が口出すべきことじゃなかったかもしれない
こうも素直に謝られては、口を聞いてなるものかと思っていた、さっきまでの自分が少し子供っぽく感じる
自分の周りにはいないタイプで、こういう謝り方をされたことがないから、少し困った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
681人がお気に入り
681人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まあ | 作成日時:2024年3月9日 13時