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にゃん39 ページ16

ちらっ

ちらちら



さっきから視線がうるさい


無視しようとしたけど、どうにも気になる



「なに、言いたいことがあるんなら言えば」


「! ツッキー⋯⋯」



気づかれていないと思っていたのかビクリとした後、そろりと柱の影から出てきた

逆にそれで気づかないわけないデショ



どうにも居心地の悪い沈黙が僕らを包む



「あのさぁ、昨日ね、言い過ぎちゃったの。ごめんねツッキー」



言わなくていいことまで言ったよね

それにこうプライベートな部分とかもいろいろあるし、私が口出すべきことじゃなかったかもしれない



こうも素直に謝られては、口を聞いてなるものかと思っていた、さっきまでの自分が少し子供っぽく感じる



自分の周りにはいないタイプで、こういう謝り方をされたことがないから、少し困った

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作者名:まあ | 作成日時:2024年3月9日 13時

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