検索窓
今日:17 hit、昨日:71 hit、合計:64,015 hit

にゃん37 ページ14

「じゃあ、やめたっていーんじゃない」



そう、もう一度Aが言うと、ピクリと眉を動かした



「何なの、何様のつもり?」

「別に、何様だとかそういうことじゃなくて、」



そう言って、そこで少し息を切った



部活をやめたって、そんなに人生変わんないよ

ただ、地球上にいる70億分の1の人の人生が、ほんのちょこっと変わるだけ

そんな大きなことじゃない


それに、一緒にやってる烏野の人にも失礼だよ

みんな強くなろうって、現場から変わろうってもがいてる


でもツッキーは、1人だけ止まってる

それってツッキーの為にもならないし、チームの為にもならないと思う




メガネくんは何か言いかけて、ぎゅっと悔しそうに唇を噛み締めて「じゃあ僕、これで上がるんで」と第3体育館を後にした

にゃん38→←にゃん36



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (100 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
681人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まあ | 作成日時:2024年3月9日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。