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にゃん37 ページ14
「じゃあ、やめたっていーんじゃない」
そう、もう一度Aが言うと、ピクリと眉を動かした
「何なの、何様のつもり?」
「別に、何様だとかそういうことじゃなくて、」
そう言って、そこで少し息を切った
部活をやめたって、そんなに人生変わんないよ
ただ、地球上にいる70億分の1の人の人生が、ほんのちょこっと変わるだけ
そんな大きなことじゃない
それに、一緒にやってる烏野の人にも失礼だよ
みんな強くなろうって、現場から変わろうってもがいてる
でもツッキーは、1人だけ止まってる
それってツッキーの為にもならないし、チームの為にもならないと思う
メガネくんは何か言いかけて、ぎゅっと悔しそうに唇を噛み締めて「じゃあ僕、これで上がるんで」と第3体育館を後にした
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作者名:まあ | 作成日時:2024年3月9日 13時