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柔らかく私を包むような声
信ちゃんはちょっと笑って、私を見ていた
大丈夫
そう言われてる気がして、ゆっくりと心が温まっていく
「ッ、おまえなァっ⋯⋯！」
その信ちゃんの笑いを、武夫くんは自分をバカにしてると思ったらしい
自由帳を放り投げて、ずんずんドアまで行って、信ちゃんの胸元を掴みあげた
「バカにするのもたいがいにせえよ⋯⋯ッ！」
「バカにしとらん。ジイシキカジョーや」
「なんやとォｯ」
左手を固めて振りあげる
きゃあッと周りから悲鳴があがる
信ちゃんがけがしちゃう
今度はさっきと別の意味で体がかたまる
でも信ちゃんが武夫くんの顔に頭突きをして、そのまま2人で床に倒れ込み取っ組み合いが始まる
私はこわくて近づけなくて、ぎゅっと手を握りしめて見ていた
武夫くんの手が、信ちゃんのほっぺをなぐった
やめてっ⋯⋯！
声がのどに張りついてるみたいに出てこない
信ちゃんも負けじとけり返すのを見て、さらにこわくなる
先生が来るまで、私は一歩も動くことができなかった
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まあ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんでもらえるようがんばります(#^.^#)応援よろしくお願いします！ (3月5日 19時) (
レス) id: 32d641a401 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - めっちゃ面白くてあっという間に見終わってしまいました！これからも無理のない程度に更新頑張って下さい！！ (3月4日 23時) (レス) @page8 id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあ | 作成日時：2024年3月2日 8時
