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うーんと目を凝らしてみても、そうは見えなかった
まあでも、確かに桜かもしれない
100歩、いや1000歩ぐらい譲って
というか、私が小学生の時に描いていた桜に似ている
「ふ、ふふ、あはは」
そう思うと、おかしさがぽこぽこ湧いてきて、失礼だけど笑いがこぼれてきた
「あ、Aさん笑っとる」
「双子の絵がヘタクソすぎて笑ってるんでしょ」
「いや、4人ともいい勝負だよ」
えッ、とショックを受けている4人に、みんな相変わらずピカソもびっくりの画伯だよ、と言うとスンと神妙な顔になった
これは褒められとるんか？
いや、なんか違う気いするぞ
ふと視線をずらしたとき、信ちゃんと目が合った
小さく手を振ってくれて、私も振り返す
き、て、と口パクされて、ちらりと4人に目を向けると、角名くんがいち早く気づいたのか、双子を見ながら言った
「ほら、俺らは邪魔しちゃだめだから、あっち行くよ」
「邪魔？邪魔ってなんのや？」
そんぐらい気づけクソツムと言われうっさいねんアホサムと喧嘩しながらも、気遣いからか「じゃあ、また」と離れていく
「そんな、別に気遣いなんてしなくてもいいのに」
「いや、しないと俺らの方が怖いんで」
まあ、じゃあね、と別れて信ちゃんの方へ走って向かった
後ろで4人が安心からのため息をついていたのは、また別の話
「(北さんも難儀だなァ⋯⋯)」
＿＿＿＿＿＿
新作です
よろしくお願いします
【HQ】猫だって愛されたい!
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まあ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんでもらえるようがんばります(#^.^#)応援よろしくお願いします！ (3月5日 19時) (
レス) id: 32d641a401 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - めっちゃ面白くてあっという間に見終わってしまいました！これからも無理のない程度に更新頑張って下さい！！ (3月4日 23時) (レス) @page8 id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあ | 作成日時：2024年3月2日 8時
