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卒業式が終わって、最後の制服でみんなと写真を撮っていく
みんな泣いてる中で、私はあまり、そういう気持ちが湧いてこなかった
なんだか、少し遠くの離れたところから見ているような、そんな気持ち
桜の花びらが、周りを舞っている
周りの友達の中に信ちゃんがいないか探してみたけれど、見つけることはできなかった
でも、ゆっくりと歩きながら探していくと、いた
バレー部の後輩に囲まれた信ちゃんは、私と同じように泣いてはいなかった
そのことがなんだか嬉しくなる
信ちゃんと、一緒だ
声をかけようと口を開きかけると、それよりも先に、双子が大声をあげた
「あっ、Aさーん！！｣
「そつぎょーおめでとーございまーす！」
大声はやめて、と言いながらも、こんな光景も見慣れたんだな、と心が温かくなった
信ちゃんの後輩と関わりを持つようになったのは、去年の夏休みだった
なんと彼らは、4月から夏休みまでの課題だった「友達の顔」に、誰一人として手をつけていなかったのだ
期日まで残り1週間と言う時にそれが発覚し、信ちゃんは流石に自分1人では無理だと悟ったのか、私に助けを求めてきた
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まあ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんでもらえるようがんばります(#^.^#)応援よろしくお願いします！ (3月5日 19時) (
レス) id: 32d641a401 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - めっちゃ面白くてあっという間に見終わってしまいました！これからも無理のない程度に更新頑張って下さい！！ (3月4日 23時) (レス) @page8 id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあ | 作成日時：2024年3月2日 8時
