. ページ41
「Aちゃん、だめやで。そんな無防備なとこ見せちゃ」
「侑くんにだからいいもん」
「⋯⋯ほんまそういうとこ」
もう一度キスされる
あれ、さっきは苦かったのに、今度はあまい
侑くんの顔を引き寄せて、もう1回キスをした
⋯⋯やっぱあまい
なんでだろ⋯⋯?
「はあ⋯⋯酔ったAちゃんは危険や」
「きけんってなにが⋯⋯」
「全部や全部」
お姫様抱っこされて寝室のベッドにゆっくりと下ろされる
ひんやりとしたシーツが気持ちいい
「⋯⋯俺をこんなんにした責任、とってもらうで」
「せきにん⋯⋯?」
赤い顔の侑くんが私を見つめていた
その視線も、熱い
「ひゃ、っ」
「やっぱかわええ、俺とおんなじ匂いがする」
首元に髪が触れてくすぐったい
「あんまかがないで」
「いやや、俺のAちゃんやもん」
「⋯⋯そうだよ、あつむくんのAだよ」
侑くんの中で何かが切れたのがわかった
ひとつひとつ服が脱がされる
薄暗い中で、侑くんの骨ばった首筋が見えた
首元にそっと口づけする
熱い視線が、交わった
341人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アホです - チュキーーー (4月8日 17時) (レス) @page30 id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
nachu(プロフ) - 待ってましたあぁぁ!!!これからどうなっちゃうんだ汗次の更新も待ってます! (4月5日 18時) (レス) @page28 id: d62d5ed77b (このIDを非表示/違反報告)
gdtma.(プロフ) - 大好きです!更新待ってます!! (4月3日 18時) (レス) @page23 id: b16d20455a (このIDを非表示/違反報告)
nachu(プロフ) - 胸がチクチクする感じなお話で好きです、!更新待ってます! (4月3日 17時) (レス) @page23 id: d62d5ed77b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まあ | 作成日時:2024年3月29日 17時