麦わらと突き進む (ページ8)

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勿論麦わらの一味が弱い海賊に負けることはなく、あっという間に勝負はついてしまった。

ル｢お前強ぇんだな!!｣

ウ｢まさか悪魔の実の能力者だったとはなー｣

ナ｢もう、そうなら早く言ってくれたらいいのに｣

『ごめん』

相手が弱く擦り傷1つ程度で済み麦わらの一味は団欒としていた。

ル｢決めた!!俺Aを仲間にする!!｣

｢｢｢｢はッ?!｣｣｣｣

ルフィの突然の言葉にAを含め全員が声をあげた。

ル｢いいじゃね～かよ～。俺はもう決めたんだ!!｣

ナ｢私はいいけどAが決めるものなんじゃない？｣

チ｢俺もいいゾ!! まだ怪我も完治してないしな!!｣

手を挙げ飛び跳ね、アピールをした。

『でも私は別の海賊だから』

ル｢そんなの関係ねぇ!!｣

｢ほら｣と首元にある海賊マークを見せた。

ゾ｢ルフィ今回ばかりは無理だ｣

ル｢いやぁぁぁあだ!! 他の海賊なら抜ければいい!! 俺は諦めねぇからな!!｣

生まれたての子供の様に暴れだした。

サ｢こうなったらルフィは最後まで諦めねぇぞ…それに｣

ナ｢それに？｣

サ｢それに…｣

チウ｢それに？｣

サ｢俺もAちゃんを仲間にした～い｣

ゾ｢で、どうすんだ｣

ズコーッと3人は転け、ツッコミを入れてる間にゾロは話を進めた。

ロ｢どちらにしろAの育った島に行けばいいんじゃないかしら｣

ナ｢そうね!! お宝は大丈夫だもの!!｣

ウ｢いやそこかよ｣

サ｢Aちゃんの育った島か。行ってみたいな～｣

チ｢どんな島なんだ？そのシティ島って｣

興味深そうに目を輝かした。

『建物が多くある。よく色んな海賊が島に来てた。その中でも私が育ったのは島の端にある小さな村』

ゾ｢じゃあ海賊は歓迎されるんだな｣

ニヤッと口角を上げ嬉しそうにした。

『うん…それなりに』

ロ｢…？｣

ル｢俺はぜってぇ諦めねぇからな!!｣

『だから私は、』

ル｢嫌だ!!｣

『仲間にはなれない』

ル｢断る!!｣

『なら私も断る』

ル｢お前は俺らの仲間だ!!｣

ナ｢ルフィ!! 今は諦めなさい。取り敢えずお宝よ!!｣

Aとルフィのキリのない言い合いにナミが止めた。

サ｢俺もAちゃんを仲間にした～い～｣

ゾ｢あー、うっせ｣

言わずとも2人の言い合いが始まった。

ロ｢あの島じゃないかしら｣

チ｢おぉぉぉおお!!｣

ウチル｢すっげぇぇぇぇえ!! !!｣

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