第14夜 ページ15
「わぁ、広い…！」
シンドバッドさんに連れられ着いた先は宮殿を見渡せるような高い場所だった。
「あそこが黒秤塔といって学者たちが集う学び場のようなところだ」
学ぶところか。
わたしもそこに行ってこの世界のことについて知りたいな。
「そしてあそこが銀蠍塔。武術の鍛練を行っている」
武術って戦いのことだよね。
わたしは銃刀法違反の国だったし、そういうものを習ったことはないのであまり使わないだろう。
「なあ、A」
「はい？」
いきなり静かになるシンドバッドさん。
そしてわたしの目を見てきた。
ごくりと息を飲む。
「お前はなにか隠していないか？」
「！！」
その言葉に心臓をわしづかみされたような気がした。
「いきなりこのようなことを聞くのは失礼かもしれないが、Aは嘘をついているな」
「…それは、どうしてですか？」
「簡単さ、旅にしては持ち物が少なすぎるからな。旅をなめては困る」
顔が笑っているけれと目が笑っていない。
もうおれるしかないのか。
もう後がないと思うのでわたしは呼吸を一拍いれてシンドバッドさんに向き合った。
「…嘘をついて申し訳ありませんでした。だから代わりに全て話します」
じっと見つめられる。
なにかわかっているような、全て見透かされているような目。
ああ、やっぱりその目は嫌いだ。
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ユノハ - もっさんもっさんwwwwwww (2014年3月26日 15時) (
レス) id: 1e3cf44cf2 (このIDを非表示/違反報告)
姫蘭(プロフ) - すんごいおもしろいです！今から早速続編に行きますo(^▽^)o (2013年3月1日 18時) (レス) id: 94cf6f4428 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづも(プロフ) - レインさん» 小説を読ませてもらいました。パクリでなければいいのかな？← もしなにか言われたら対処しましょう。わたしもできる限りオリジナルにしますのでお互いに頑張りましょう！ (2013年1月26日 13時) (携帯から) (レス) id: 3a6f61d3e7 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - すみません！！ 私の小説とこの小説の内容が似てしまっていたのに今気付きました やっぱり内容変えた方がいいですか？ (2013年1月26日 13時) (レス) id: a994518257 (このIDを非表示/違反報告)
しろ。(プロフ) - ゆづもさん» いやいや(´∀｀） 例え出来たのが来年だったとしても待つヨー!!←ww (2013年1月11日 20時) (携帯から) (レス) id: 9a2ada70b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづも | 作成日時：2013年1月3日 20時
